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腰痛と左足のしびれ、その原因と整体での改善方法を徹底解説!



突然の腰痛、そして左足にしびれを感じたら、不安でいっぱいですよね。特に、左足だけにしびれが出る場合は、何が原因なのか、どうすれば改善するのか分からず、途方に暮れてしまう方も多いのではないでしょうか。


この記事では、腰痛と左足のしびれの原因を、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群、坐骨神経痛などを中心に詳しく解説します。さらに、それぞれの症状の特徴や、自宅でできる簡単なセルフチェック方法、整体での具体的な改善策、日常生活での注意点、そして効果的な予防策まで、網羅的にご紹介します。


この記事を読めば、腰痛と左足のしびれへの理解が深まり、不安を解消し、適切な対処法を見つけることができるでしょう。快適な日常生活を取り戻すための一歩を、この記事と共に踏み出してみませんか。


1. 左足のしびれを伴う腰痛とは?



左足のしびれと腰痛。どちらも辛い症状ですが、これらが同時に起こると日常生活に大きな支障をきたします。椅子に座っているのも、歩くのも、寝るのも辛く、仕事や家事に集中することも難しくなります。


一体なぜ、腰痛と左足のしびれが同時に起こるのでしょうか。そして、その原因はどこにあるのでしょうか。この章では、左足のしびれを伴う腰痛のメカニズムと、考えられる原因について詳しく解説していきます。


1.1 左足のしびれと腰痛が同時に起こるメカニズム

腰痛と左足のしびれが同時に起こる場合、多くのケースで腰から足にかけて伸びる神経が何らかの形で圧迫や刺激を受けていることが考えられます。腰には、脊髄から枝分かれした神経が複雑に走行しており、これらの神経は足へと繋がっています。腰に何らかの異常が発生すると、これらの神経が影響を受け、結果として腰痛だけでなく、左足にしびれや痛み、違和感などの症状が現れるのです。

例えば、椎間板ヘルニアのように椎間板が飛び出し神経を圧迫する場合や、脊柱管狭窄症のように神経の通り道が狭くなる場合、梨状筋症候群のようにお尻の筋肉が神経を圧迫する場合などが挙げられます。これらの原因によって神経が圧迫されると、神経の支配領域である左足にしびれなどの症状が現れるのです。また、炎症が神経に沿って広がることで、痛みやしびれの範囲が広がることもあります。

1.2 なぜ左足にしびれが出るのか

腰痛と共に左足にしびれが出るケースが多いのは、身体の構造と神経の走行に理由があります。腰椎から出ている神経は、左右の足それぞれに繋がっています。そのため、腰に異常が発生した場合、左右どちらかの足、あるいは両足にしびれが生じる可能性があります。左足にしびれが出るということは、腰の左側、あるいは腰の中心部分で神経が圧迫されている可能性が高いと考えられます。


しびれの程度や範囲は、原因や神経の圧迫の程度によって様々です。軽いしびれ感から、強い痛み感覚の麻痺まで、症状は多岐に渡ります。また、しびれと共に、冷感灼熱感蟻走感(皮膚の上を虫が這っているような感覚)などの症状が現れることもあります。これらの症状は、神経への刺激や損傷の程度によって変化します。

症状

考えられる原因

左足全体にしびれがある

腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症など、腰の中心部分で神経が圧迫されている可能性

左足の特定の部位(ふくらはぎ、足先など)にしびれがある

梨状筋症候群、特定の神経根の圧迫など、神経の走行に沿って特定の部位にしびれが出ている可能性

左足にしびれと同時に痛みがある

神経の炎症、強い圧迫など、神経へのダメージが大きい可能性

左足にしびれと同時に力が入りにくい

神経の麻痺、筋力低下など、神経の機能障害が進行している可能性

これらの症状が現れた場合は、自己判断せずに、専門家による適切な診断と治療を受けることが重要です。放置すると症状が悪化したり、日常生活に支障をきたす可能性があります。次の章では、腰痛と左足のしびれの原因について詳しく解説していきます。


2. 腰痛と左足しびれの原因



腰痛と左足のしびれは、様々な原因が考えられます。ここでは代表的な原因を詳しく解説していきます。


2.1 腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアは、背骨の間にある椎間板というクッションの役割を果たす組織が飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こします。特に、左側の神経が圧迫されると左足にしびれが生じます。


2.1.1 腰椎椎間板ヘルニアによる左足しびれの症状の特徴

腰椎椎間板ヘルニアによる左足しびれは、鋭い痛み電気が走るような感覚を伴うことがあります。また、咳やくしゃみをしたり、前かがみになったりすると症状が悪化することがあります。さらに、足先の冷え感覚の鈍麻が現れる場合もあります。症状の進行に伴い、歩行困難になるケースも見られます。


2.2 腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症は、背骨の中を通る神経の通り道である脊柱管が狭くなることで、神経を圧迫し、腰痛や足のしびれを引き起こす病気です。加齢による骨や靭帯の変化、椎間板の膨隆などが原因となります。


2.2.1 腰部脊柱管狭窄症による左足しびれの症状の特徴

腰部脊柱管狭窄症による左足しびれの特徴は、間欠性跛行と呼ばれる症状です。これは、しばらく歩くと足にしびれや痛みが出て歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになるというものです。前かがみになると脊柱管が広がるため、症状が一時的に軽快するのが特徴です。また、安静時にも痛みやしびれを感じる場合もあります。


2.3 梨状筋症候群

梨状筋症候群は、お尻にある梨状筋という筋肉が坐骨神経を圧迫することで、腰やお尻、足にしびれや痛みを生じさせる疾患です。長時間座っていることや、足を組むなどの習慣が原因となることがあります。


2.3.1 梨状筋症候群による左足しびれの症状の特徴

梨状筋症候群の左足しびれは、お尻から太ももの裏側にかけて痛みやしびれが走るのが特徴です。また、梨状筋を押すと痛みが増強することがあります。腰椎椎間板ヘルニアと異なり、排尿・排便障害は通常見られません


2.4 坐骨神経痛

坐骨神経痛は、腰から足にかけて伸びる坐骨神経が圧迫されたり、炎症を起こしたりすることで、腰、お尻、太もも、ふくらはぎ、足先などに痛みやしびれが生じる症状です。腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などが原因で起こることが多いです。坐骨神経痛自体は病名ではなく、症状名であることを理解しておくことが重要です。


2.4.1 坐骨神経痛による左足しびれの症状の特徴

坐骨神経痛による左足しびれは、電気が走るような痛み鋭い痛み焼けるような痛みなど、様々な痛み方をします。また、しびれ感覚の鈍麻筋力低下を伴うこともあります。痛みの程度や範囲は、原因となっている疾患や神経の圧迫の程度によって異なります。


2.5 その他、左足のしびれを伴う腰痛の原因

上記以外にも、左足のしびれを伴う腰痛の原因はいくつかあります。以下に代表的なものを挙げます。

疾患名

概要

脊椎すべり症

腰椎の一部が前方にずれることで、神経を圧迫し、腰痛や足のしびれを引き起こす疾患です。

脊椎分離症

腰椎の一部が分離することで、腰痛や足のしびれを引き起こす疾患です。特に成長期のスポーツをする子供に多く見られます。

これらの疾患以外にも、腫瘍感染症などが原因で腰痛と左足しびれが生じるケースもあります。自己判断せずに、症状が続く場合は専門家に相談することが大切です。


3. 腰痛と左足しびれの症状



腰痛と左足のしびれは、その原因や程度によって様々な症状が現れます。初期症状を見逃さず、適切な対処をすることが重要です。症状が悪化すると日常生活に支障をきたす場合もありますので、早期発見・早期対応を心がけましょう。


3.1 初期症状

腰痛と左足のしびれの初期症状は、比較的軽度で、安静にしていると改善することもあります。しかし、これらの症状を放置すると、慢性化したり、より深刻な状態に進行する可能性があります。

●      腰の痛み:鈍痛や違和感など、軽い痛みから始まります。

●      左足のしびれ:足先やふくらはぎの一部がしびれる、ピリピリする、感覚が鈍いなど。

●      左足の冷え:血行不良により、左足が冷たく感じる。

●      左足の違和感:違和感や重だるさを感じる。

●      長時間の座位や立位での痛みやしびれの悪化:同じ姿勢を続けると症状が悪化する。

3.2 重症化した場合の症状

初期症状を放置したり、原因によっては、症状が重症化することがあります。重症化すると、日常生活に大きな支障をきたす可能性がありますので、注意が必要です。

症状

説明

激しい腰痛

動けないほどの激痛が起こる場合もあります。

左足の強いしびれ

感覚がなくなる、麻痺のような状態になることもあります。

左足の筋力低下

足に力が入らず、歩行が困難になる場合もあります。

排尿・排便障害

まれに、膀胱や直腸の機能に影響が出ることがあります。これは緊急性を要する症状です。

間欠性跛行

しばらく歩くと足にしびれや痛みが現れ、休むと回復する症状。腰部脊柱管狭窄症でよく見られます。

夜間痛

夜間に痛みやしびれが強くなる。

これらの症状は、原因によって現れ方が異なります。例えば、腰椎椎間板ヘルニアでは、くしゃみや咳で腰に響くような痛みやしびれが出ることがあります。また、梨状筋症候群では、お尻の奥に痛みを感じることがあります。症状に変化が見られた場合は、速やかに専門家へ相談しましょう。


4. 腰痛と左足しびれのセルフチェック



ご自宅で簡単にできるセルフチェックをご紹介いたします。これらのチェックで異常を感じた場合は、放置せずに専門家にご相談ください。


4.1 下肢の感覚チェック

仰向けに寝て、両足を軽く持ち上げます。そのまま数秒間キープし、左右の足の感覚に違いがないか確認します。しびれや感覚の鈍さがある場合は注意が必要です。


4.2 前屈チェック

床に足を伸ばして座り、上体を前に倒します。痛みやしびれで前屈しにくい場合は、腰に問題がある可能性があります。


4.3 後屈チェック

うつ伏せになり、上半身を起こします。腰に痛みが出たり、左足にしびれが走る場合は注意が必要です。


4.4 SLRテスト(Straight Leg Raising Test)

仰向けに寝て、片足をまっすぐ持ち上げます。持ち上げた時に、腰や足に痛みやしびれが出た場合は、坐骨神経痛の可能性があります。どの角度で痛みやしびれが出るかを覚えておくと、専門家への相談時に役立ちます。


4.4.1 SLRテストの注意点

痛みやしびれの程度によっては、無理に足を上げないでください。また、このテストはあくまで簡易的なチェックであり、確定診断ではありません。


4.5 足の筋力チェック

つま先立ちやかかと立ちを左右それぞれ行い、筋力の左右差を確認します。左右で明らかに筋力が違う場合は、神経が圧迫されている可能性があります。


4.6 感覚異常のチェック

綿棒や指先で左右の足の甲や足の裏を触り、感覚の左右差を確認します。感覚が鈍くなっている、または過敏になっている場合は、神経障害の可能性があります。


5. 医療機関の受診目安



左足のしびれと腰痛は、原因によって適切な対処法が異なります。自己判断で放置すると症状が悪化したり、回復が遅れる可能性があります。そのため、医療機関への受診が必要となるケースと、様子を見て良いケースを理解しておくことが重要です。


5.1 すぐに受診すべきケース

以下の症状が現れた場合は、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。早めの診断と適切な治療が、症状の悪化を防ぐ鍵となります。

症状

詳細

激しい痛み

立ったり座ったりする動作、くしゃみや咳などで激痛が走る場合。

しびれの進行

しびれの範囲が広がったり、感覚が鈍くなってきた場合。

排尿・排便障害

尿が出にくい、尿漏れ、便失禁などの症状が現れた場合。これは緊急性の高い症状です。

足の脱力感

足に力が入りにくくなったり、歩行が困難になった場合。

発熱

腰痛やしびれと共に発熱がある場合、感染症の可能性も考えられます。

夜間の痛み

安静時や夜間に強い痛みやしびれで眠れない場合。

5.2 様子を見て良いケース

軽度の腰痛やしびれの場合は、しばらく様子を見て良い場合もあります。しかし、自己判断は禁物です。以下の点に注意しながら、症状の変化に気を配りましょう。

安静にしていても痛みが改善しない、または悪化する場合は、医療機関への受診を検討しましょう。また、日常生活に支障が出るほどの痛みやしびれがある場合も、早めに相談することが大切です。


5.2.1 様子を見る際の注意点

●      痛みの程度や変化に注意する:痛みが強くなったり、範囲が広がってきた場合は要注意です。

●      しびれの程度や変化に注意する:しびれが強くなったり、範囲が広がってきた場合は要注意です。

●      安静を保つ:無理な動作や長時間の座位は避け、安静を心がけましょう。

●      適切な姿勢を保つ:正しい姿勢を意識することで、腰への負担を軽減できます。

●      セルフケアを行う:ストレッチや軽い運動など、症状に合わせたセルフケアを行いましょう。ただし、痛みが増強する場合は中止してください。

上記のような注意点を守りながら様子を見て、改善が見られない場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。早期の適切な対応が、症状の悪化を防ぎ、健康な状態を取り戻すために重要です。


6. 整体における腰痛と左足しびれの改善方法



腰痛と左足のしびれは、日常生活に大きな支障をきたすつらい症状です。整体では、身体の構造や機能に着目し、様々なアプローチでこれらの症状の改善を目指します。痛みの根本原因にアプローチすることで、再発しにくい健康な身体づくりをサポートします。


6.1 整体でできること

整体では、問診、視診、触診などを通して、患者さんの身体の状態を詳しく把握します。腰痛と左足のしびれの原因を特定し、一人ひとりに合わせた施術プランを立てます。筋肉の緊張緩和、関節の可動域改善、姿勢の矯正などを通して、症状の改善だけでなく、再発予防にも重点を置いた施術を行います。


6.2 整体での施術例


6.2.1 骨盤矯正

骨盤の歪みは、腰への負担を増大させ、左足のしびれにも繋がる可能性があります。骨盤矯正では、歪みを整えることで、身体のバランスを改善し、腰痛や左足のしびれを軽減します。骨盤の歪みを整えることで、姿勢も良くなり、腰への負担が軽減されます。さらに、血行促進効果も期待でき、しびれの改善にも繋がります。


6.2.2 マッサージ

腰や臀部、足周りの筋肉の緊張は、腰痛や左足のしびれの原因となることがあります。マッサージによって、これらの筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、痛みやしびれの緩和を目指します。

マッサージは、筋肉の緊張を和らげるだけでなく、リラックス効果も高く、精神的なストレス軽減にも繋がります。ストレスは腰痛を悪化させる要因の一つなので、マッサージによるリラックス効果は非常に重要です。


6.2.3 ストレッチ

ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を広げる効果があります。腰や足周りの筋肉の柔軟性が低下すると、腰痛や左足のしびれが生じやすくなります。整体では、個々の状態に合わせたストレッチ指導を行い、自宅でも継続して行えるようサポートします。継続的なストレッチは、腰痛や左足のしびれの予防にも効果的です。


施術法

効果

対象となる症状

骨盤矯正

骨盤の歪みを整え、身体のバランスを改善する

腰痛、左足のしびれ、姿勢の悪さ

マッサージ

筋肉の緊張緩和、血行促進

腰痛、左足のしびれ、筋肉の硬直

ストレッチ

筋肉の柔軟性向上、関節可動域拡大

腰痛、左足のしびれ、身体の硬さ

整体における施術は、患者さんの状態に合わせて組み合わせ、最適なプランを提供します。施術の効果を高めるためには、日常生活での姿勢や運動習慣にも気を配ることが重要です。整体師は、施術だけでなく、日常生活におけるアドバイスも行い、患者さんの健康をサポートします。


7. 整体以外の改善策



整体以外にも、腰痛と左足のしびれを改善するための方法はいくつかあります。日常生活での注意点や、症状が重い場合の対処法など、ご自身の状況に合った方法を選択することが重要です。


7.1 日常生活での注意点

毎日の生活の中で少し意識を変えるだけでも、腰痛と左足のしびれの改善に繋がることがあります。正しい姿勢を保つこと、適度な運動を取り入れること、質の高い睡眠を確保することが重要です。


7.1.1 正しい姿勢

立っている時、座っている時、寝ている時、どの姿勢においても背骨を自然なS字カーブに保つよう心がけましょう。猫背や反り腰は腰に負担をかけ、しびれを悪化させる可能性があります。


デスクワークが多い方は、椅子に深く腰掛け、足を床にしっかりとつけるようにしましょう。モニターの位置を調整し、目線が自然に画面に向くようにすることも大切です。また、長時間の同じ姿勢は避け、こまめに休憩を取り、軽いストレッチを行うと良いでしょう。


7.1.2 適度な運動

適度な運動は、腰周りの筋肉を強化し、血行を促進するため、腰痛と左足のしびれの改善に効果的です。ウォーキングや水泳など、腰に負担の少ない運動を選びましょう。

激しい運動は症状を悪化させる可能性があるので避け、ご自身の体調に合わせて無理なく行うことが大切です。痛みやしびれが強い場合は、運動前に専門家に相談することをおすすめします。


7.1.3 睡眠の質の向上

質の高い睡眠は、体の回復を促し、痛みやしびれの軽減に繋がるため重要です。睡眠不足は、痛みをより強く感じさせる可能性があります。寝る前にカフェインを摂取するのは避け、リラックスできる環境を整えましょう。寝具は、体に合った硬さのマットレスや枕を選び、腰を適切にサポートすることが大切です。


7.2 手術療法

保存療法で効果が見られない場合や、症状が重症化している場合は、手術療法が検討されることがあります。ここでは代表的な手術療法について解説します。

手術方法

概要

対象となる症状

椎間板ヘルニア摘出術

飛び出した椎間板の一部または全部を取り除く手術

腰椎椎間板ヘルニアによる激しい痛みやしびれ

脊柱管狭窄症に対する減圧手術

狭窄した脊柱管を広げる手術

腰部脊柱管狭窄症による間欠性跛行や痛み、しびれ

脊椎固定術

不安定な脊椎を固定する手術

脊椎すべり症や脊椎分離症などによる脊椎の不安定性

手術療法は、専門医による適切な診断と、患者さんの状態に合わせた手術方法の選択が重要です。手術にはリスクも伴うため、メリットとデメリットを十分に理解した上で、慎重に検討する必要があります。手術後もリハビリテーションを継続することで、より効果的な改善が期待できます。


8. 予防策



腰痛と左足のしびれは、日常生活のちょっとした心がけで予防できる場合が多くあります。快適な毎日を送るためにも、予防策を積極的に実践しましょう。


8.1 腰痛と左足のしびれの予防のためのストレッチ

柔軟性を高め、血行を促進するストレッチは、腰痛と左足のしびれの予防に効果的です。毎日継続して行うことで、筋肉の緊張を和らげ、神経への圧迫を軽減することができます。


8.1.1 おすすめのストレッチ

ストレッチ名

方法

効果

回数

ハムストリングスのストレッチ

仰向けに寝て、片方の足を天井に向けて伸ばし、膝裏にタオルをかけて両手でタオルの端を持ち、ゆっくりと足を自分の方に引き寄せます。

太ももの裏側の筋肉を伸ばし、骨盤の歪みを整えます。

左右10秒ずつ、3回繰り返す

梨状筋のストレッチ

仰向けに寝て、片方の足をもう一方の太ももに乗せ、両手で太ももを抱えて胸に引き寄せます。

お尻の深層にある梨状筋を伸ばし、坐骨神経痛の予防に繋がります。

左右30秒ずつ、2回繰り返す

股関節のストレッチ

床に座り、両足を揃えて伸ばし、上体を前に倒します。

股関節周りの筋肉を柔軟にし、可動域を広げます。

30秒間、2回繰り返す

これらのストレッチは、痛みを感じない範囲で行いましょう。無理に伸ばすと逆効果になる可能性があります。


8.2 腰痛と左足のしびれの予防のための筋力トレーニング

腰回りの筋肉を鍛えることで、腰椎への負担を軽減し、姿勢を安定させることができます。腰痛と左足のしびれの予防には、インナーマッスルと呼ばれる深層筋を鍛えることが重要です。


8.2.1 おすすめの筋力トレーニング

トレーニング名

方法

効果

回数

ドローイン

仰向けに寝て膝を立て、息を吐きながらお腹をへこませ、その状態を10秒間キープします。

腹横筋を鍛え、体幹を安定させます。

10回繰り返す

プランク

うつ伏せになり、肘とつま先を床につけ、体を一直線に保ちます。

腹筋群全体を鍛え、体幹を強化します。

30秒間キープ、3回繰り返す

バックエクステンション

うつ伏せになり、両腕を体の横に伸ばし、上半身と下半身を同時に持ち上げます。

背筋を鍛え、姿勢を改善します。

10回繰り返す

これらの筋力トレーニングも、無理のない範囲で行い、痛みを感じた場合はすぐに中止しましょう。自分の体力に合わせたペースで継続することが大切です。

また、バランスの良い食事、質の高い睡眠、適度な運動を心がけることも、腰痛と左足のしびれの予防に繋がります。日々の生活習慣を見直し、健康な体を維持しましょう。


9. まとめ



左足のしびれを伴う腰痛は、日常生活に大きな支障をきたす症状です。その原因は腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、梨状筋症候群、坐骨神経痛など様々で、それぞれの原因によって適切な対処法が異なります。この記事では、それぞれの症状の特徴やセルフチェックの方法、医療機関の受診目安などを解説しました。


整体では、骨盤矯正、マッサージ、ストレッチなどを通して、身体の歪みを整え、筋肉の緊張を緩和することで、腰痛や左足のしびれの改善を目指します。しかし、整体はあくまでも対症療法であり、根本的な原因の解決には、医療機関での適切な診断と治療が不可欠です。特に、激しい痛みやしびれ、排尿・排便障害がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。


日常生活では、正しい姿勢を保つ、適度な運動をする、質の高い睡眠をとるなど、腰への負担を軽減することが重要です。また、ストレッチや筋力トレーニングで腰周りの筋肉を強化することも、腰痛や左足のしびれの予防に繋がります。ご自身の症状に合った適切な対処法を選び、健康な毎日を送るように心がけましょう。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

 

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