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腰痛改善の鍵は椅子選び!整体・接骨のプロが教える腰痛椅子おすすめと選び方のポイント

更新日:1月14日



慢性的な腰痛やぎっくり腰、ヘルニアなど、腰の痛みにお悩みの方、必見です!

つらい腰痛は、実は毎日座る椅子が原因かもしれません。自分に合わない椅子を使い続けることで、腰への負担が増大し、様々な腰痛を引き起こす可能性があります。


この記事では、整体・接骨院のプロの視点から、腰痛と椅子の関係を紐解き、正しい椅子の選び方とおすすめ商品を詳しく解説します。

座面の高さや奥行き、背もたれの角度といった基本的なポイントから、腰痛の種類に合わせた選び方、素材や機能性まで、網羅的にご紹介します。


さらに、正しい座り方や椅子以外の腰痛対策もご紹介することで、腰痛改善のための総合的なアプローチを提案します。

この記事を読めば、自分にぴったりの椅子を見つけ、腰痛を根本から改善するための知識が身につきます。快適な毎日を送るためにも、ぜひ最後までご覧ください。



1. 腰痛と椅子の関係




腰痛は国民病とも言われ、多くの人が悩まされています。その原因は様々ですが、長時間座るデスクワークや、日常生活での姿勢の悪さ、運動不足などが大きく関係しています。


中でも、毎日長時間座る椅子は、腰痛に深く関わっていることをご存知でしょうか?

自分に合わない椅子を使い続けることで、腰への負担が蓄積され、慢性的な腰痛や、深刻な場合は椎間板ヘルニアなどを引き起こす可能性があります。

適切な椅子選びと正しい座り方を身につけることは、腰痛予防・改善において非常に重要です。



1.1 なぜ椅子が腰痛に影響するのか


不適切な椅子に座ると、身体は自然なS字カーブを維持できず、猫背になったり、骨盤が後傾したりしてしまいます。この姿勢の崩れが、腰椎や周辺の筋肉、靭帯などに過剰な負担をかけ、腰痛を引き起こすのです。

例えば、座面が低すぎる椅子では、太ももが圧迫され、血行が悪くなるだけでなく、骨盤が後傾しやすくなります。


また、背もたれがない、もしくは低い椅子では、背中を支えることができず、腰に負担がかかります。

さらに、クッション性のない硬い椅子は、お尻への負担が大きく、長時間座っているのが苦痛になります。これらの要因が複合的に作用し、腰痛を悪化させるのです。


1.2 間違った椅子選びが引き起こす腰痛の種類

間違った椅子選びは、様々な種類の腰痛を引き起こす可能性があります。 以下に代表的な例を挙げ、それぞれどのような椅子が原因となるのかを説明します。

腰痛の種類

原因となる椅子の特徴

症状

慢性腰痛

●      座面が柔らかすぎる、または硬すぎる

●      背もたれの形状が合わない

●      高さ調整ができない

鈍い痛み、疲労感、だるさ

ぎっくり腰

●      不安定な椅子

●      座面が低すぎる

●      急に立ち上がった際にバランスを崩しやすい椅子

突然の激しい痛み、動けないほどの痛み

椎間板ヘルニア

●      長期間にわたり姿勢が悪くなるような椅子

●      腰を適切にサポートしない椅子

●      座面の奥行きが合わず、猫背になりやすい椅子

腰や足の痛み、しびれ

仙腸関節痛

●      座面が硬く、傾斜がない

●      背もたれが体にフィットしない

●      長時間同じ姿勢を強いる椅子

仙骨周辺の痛み、お尻の痛み

このように、椅子と腰痛には密接な関係があります。自分の身体に合った椅子を選ぶことは、腰痛予防・改善だけでなく、日々の生活の質を向上させるためにも非常に重要です。



2. 整体・接骨院のプロが推奨する腰痛対策椅子の選び方

腰痛を悪化させない、あるいは軽減するためには、正しい椅子選びが不可欠です。整体・接骨院のプロの視点から、適切な椅子の選び方について詳しく解説します。



2.1 正しい姿勢を保つためのポイント

正しい姿勢を維持できる椅子を選ぶことは、腰への負担を軽減し、腰痛予防・改善に繋がります。椅子を選ぶ際に注目すべきポイントは以下の通りです。


2.1.1 座面の高さ

座面の高さは、足の裏全体が床にぴったりとつき、膝が90度になるのが理想です。高すぎると足がぶら下がり、低すぎると太ももが圧迫され、いずれも腰に負担がかかります。足置き台を使うことで、座面の高さを調整することも可能です。


2.1.2 座面の奥行き

座面の奥行きは、深く座った際に膝の裏と座面の先端の間にこぶし一つ分程度の隙間ができるのが適切です。奥行きが浅すぎると姿勢が崩れやすく、深すぎると太ももの裏側が圧迫されて血行不良を起こす可能性があります。


2.1.3 背もたれの角度と形状

背もたれは、100~110度程度のリクライニング角度で、腰をしっかりと支えてくれるS字カーブ形状のものが理想的です。ランバーサポートが付いていると、腰椎の自然な湾曲を維持しやすくなり、腰への負担を軽減できます。背もたれの高さは肩甲骨の下部まであるものが良いでしょう。


2.2 腰痛の種類に合わせた椅子の選び方

腰痛には様々な種類があり、それぞれに適した椅子の特徴があります。ご自身の腰痛のタイプに合った椅子を選ぶことが重要です。


2.2.1 慢性的な腰痛の方

慢性的な腰痛の方は、腰をしっかりと支える機能が重要です。ランバーサポート付きで、座面が適度に硬めの椅子がおすすめです。また、リクライニング機能や座面の高さ調整機能が充実していることで、自分に合った姿勢を細かく調整できます。


2.2.2 ぎっくり腰になりやすい方

ぎっくり腰になりやすい方は、急な動きに対応できる椅子が重要です。ロッキング機能付きで、スムーズな動きをサポートしてくれる椅子を選びましょう。また、立ち上がりやすいように、アームレスト付きの椅子もおすすめです。


2.2.3 ヘルニア持ちの方

ヘルニア持ちの方は、腰への負担を最小限に抑えることが重要です。ランバーサポートやヘッドレストがしっかりとしたハイバックチェアを選び、腰椎や頸椎への負担を軽減しましょう。座面は適度に柔らかく、体圧分散性に優れたものがおすすめです。


2.3 素材と機能性で選ぶ

椅子の素材や機能性も、快適な座り心地と腰痛対策に大きく影響します。以下の点を考慮して選びましょう。

項目

ポイント

通気性

メッシュ素材や通気孔のある素材は、蒸れにくく快適な座り心地を提供します。特に、長時間座る場合は通気性が重要です。

耐久性

耐久性の高い素材を選ぶことで、長期間快適に使用できます。金属フレームや高品質な樹脂素材などがおすすめです。

調整機能

座面の高さ、背もたれの角度、アームレストの位置などを調整できる機能があると、自分に最適な姿勢を維持しやすくなります。

これらのポイントを踏まえ、ご自身の腰痛の状態や体格、使用環境に合った椅子を選ぶことで、腰痛の予防・改善に繋がります。実際にショールームなどで試座し、自分に合った椅子を見つけることをおすすめします。




3. 腰痛持ちにおすすめの椅子10選



腰痛持ちにとって、適切な椅子を選ぶことは非常に重要です。

ここでは、整体・接骨院の視点も踏まえ、様々なタイプの腰痛に合わせたおすすめの椅子を10脚ご紹介します。価格帯、機能性、デザインなど、多角的な視点から選定しましたので、ぜひ参考にしてください。


3.1 バランスチェア イージー

ノルウェー生まれのバランスチェア。独特の傾斜により、自然と正しい姿勢を促し、腰への負担を軽減します。集中力向上効果も期待できます。デスクワークや勉強に最適です。

3.1.1 価格帯

30,000円~40,000円


3.2 アーロンチェア リマスタード

人間工学に基づいて設計された高機能チェア。様々な調整機能で、個々の体型や好みに合わせた最適な座り心地を実現します。腰痛予防・改善に効果的と評判です。

3.2.1 価格帯

150,000円~250,000円


3.3 オカムラ シルフィー

日本を代表するオフィス家具メーカー、オカムラの人気チェア。後傾姿勢でも快適に作業できる設計で、腰への負担を軽減します。長時間作業が多い方におすすめです。

3.3.1 価格帯

80,000円~150,000円


3.4 エルゴヒューマン プロ

多機能なハイバックチェア。独立したランバーサポート、ヘッドレストなど、細かい調整が可能です。体格に合わせて最適なポジションを設定できます。

3.4.1 価格帯

70,000円~120,000円


3.5 コクヨ イング

バランスボールのような感覚で座れる、画期的なチェア。360度自由に動くグライディングメカにより、自然な体の動きを促し、腰痛予防に繋がります。座りながら運動効果も得られます。

3.5.1 価格帯

70,000円~100,000円


3.6 イトーキ サリダYL9

コストパフォーマンスに優れたオフィスチェア。シンプルなデザインながら、腰をしっかりサポートする機能を備えています。オフィスや自宅での使用におすすめです。

3.6.1 価格帯

30,000円~50,000円


3.7 ハーマンミラー セイルチェア

スタイリッシュなデザインと快適な座り心地を両立したチェア。背もたれの柔軟性が高く、体の動きに追従します。デザイン性と機能性を重視する方におすすめです。

3.7.1 価格帯

80,000円~120,000円


3.8 ニトリ ワークチェア(デュオレハイ DX)

手頃な価格で購入できる、ニトリのワークチェア。ヘッドレスト、ランバーサポート付きで、長時間の作業でも快適です。コスパ重視の方におすすめです。

3.8.1 価格帯

15,000円~25,000円


3.9 ドウシシャ ゲーミングチェア

長時間のパソコン作業やゲームプレイを快適にサポートするゲーミングチェア。バケットシート形状で、体を包み込むような座り心地です。長時間座る方におすすめです。

3.9.1 価格帯

20,000円~40,000円


3.10 IKEA MARKUS

IKEAの定番オフィスチェア。シンプルでスタイリッシュなデザインと、手頃な価格が魅力です。コストを抑えたい方におすすめです。


3.10.1 価格帯

20,000円前後

商品名

特徴

価格帯

おすすめポイント

バランスチェア イージー

正しい姿勢を促す

30,000円~ 40,000円

デスクワーク、勉強

アーロンチェア リマスタード

人間工学に基づいた設計

150,000円~250,000円

腰痛予防・改善

オカムラ シルフィー

後傾姿勢でも快適

80,000円~ 150,000円

長時間作業

エルゴヒューマン プロ

多機能、細かい調整が可能

70,000円~ 120,000円

体格に合わせて調整可能

コクヨ イング

360度自由に動く

70,000円~ 100,000円

座りながら運動効果

イトーキ サリダYL9

コストパフォーマンス◎

30,000円~ 50,000円

オフィス、自宅

ハーマンミラー セイルチェア

スタイリッシュ、柔軟性が高い

80,000円~ 120,000円

デザイン性と機能性

ニトリ ワークチェア(デュオレハイ DX)

ヘッドレスト、ランバーサポート付き

15,000円~ 25,000円

コスパ重視

ドウシシャ ゲーミングチェア

長時間作業、ゲームプレイ向け

20,000円~ 40,000円

長時間座る方

IKEA MARKUS

シンプル、手頃な価格

20,000円前後

コストを抑えたい方

自分に合った椅子を選ぶことで、腰痛を予防・改善し、快適な毎日を送りましょう。上記以外にも様々な椅子がありますので、実際に座り心地を試してみることをおすすめします。



4. 整体・接骨院で教わる正しい座り方





正しい座り方を身につけることは、腰痛予防・改善において非常に重要です。整体・接骨院で指導されるポイントを踏まえ、日頃から意識することで、腰への負担を軽減し、快適な毎日を送ることができます。


4.1 椅子に深く座る

浅く座ると、腰が丸まりやすく、背もたれにもたれかかることができません。太もも全体を座面につけて深く座ることで、骨盤が立ち上がり、自然と背筋が伸びた正しい姿勢を維持しやすくなります。特に、デスクワークなどで長時間座る場合は、この点を意識することが大切です。


4.2 背もたれを使う

背もたれは、腰や背中の負担を軽減するために重要な役割を果たします。背もたれに深く寄りかかり、体重を預けることで、腰にかかる負担を分散させることができます。背もたれの角度は、座面に対して90~110度程度が理想的です。また、ランバーサポート(腰椎支持部)が付いている椅子であれば、腰の自然なカーブを維持するのに役立ちます。


4.3 足を床につける

足が床に届かないと、太ももの裏側が圧迫され、血行不良や腰痛の原因となることがあります。足の裏全体を床につけるか、足がつかない場合はフットレストを使用することで、正しい姿勢を保ちやすくなります。フットレストの高さは、膝が90度以上になるように調整しましょう。


4.4 定期的に姿勢を変える

どんなに正しい姿勢を保っていても、長時間同じ姿勢を続けると、筋肉が緊張し、腰痛につながることがあります。1時間に1回程度は立ち上がったり、軽いストレッチをしたりするなど、定期的に姿勢を変えることを意識しましょう。また、座りながらでも、骨盤を前後に動かしたり、肩甲骨を寄せたりするなどの簡単なエクササイズを行うことで、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することができます。


4.5 座り方と腰痛の種類の関係

座り方によって、腰痛の種類も異なってきます。以下に、代表的な腰痛の種類と、関連する座り方の例をまとめました。

腰痛の種類

関連する座り方

改善のための座り方

慢性腰痛

猫背、浅い座り方、長時間同じ姿勢

深く座り、背もたれを使う、定期的に姿勢を変える

ぎっくり腰

急に重いものを持ち上げる、くしゃみをする、など急な動作と関連が深いですが、普段の姿勢の悪さも要因となります。

日頃から正しい姿勢を意識し、腰への負担を軽減する

腰椎椎間板ヘルニア

長時間の座位、猫背、重いものを持ち上げる際の不適切な姿勢

正しい姿勢を保つ、適度な休憩、腰を支えるクッションの使用

上記を参考に、ご自身の腰痛の種類に合わせた座り方を意識することで、症状の改善・予防に繋がります。座り方に不安がある場合は、整体師や接骨院の先生に相談してみることをおすすめします。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な対策を行うことができます。



5. 椅子以外でできる腰痛対策



腰痛対策は、正しい椅子選びだけでなく、日常生活における様々な取り組みが重要です。椅子以外の腰痛対策を組み合わせることで、より効果的に腰痛を予防・改善することができます。


5.1 ストレッチ

腰痛予防・改善にはストレッチが効果的です。硬くなった筋肉をほぐし、血行を促進することで、腰への負担を軽減します。以下に、おすすめのストレッチをいくつかご紹介します。


5.1.1 腰痛におすすめのストレッチ

ストレッチ名

効果

やり方

膝抱えストレッチ

腰の筋肉をリラックスさせ、柔軟性を高める

仰向けに寝て、両膝を胸に引き寄せ、抱える。

腰回しストレッチ

腰の可動域を広げ、血行を促進する

両足を肩幅に開いて立ち、腰をゆっくりと大きく回す。

猫背ストレッチ

背中の筋肉を伸ばし、姿勢を改善する

四つん這いになり、背中を丸める⇔反らすを繰り返す。

お尻ストレッチ(梨状筋ストレッチ)

お尻の筋肉をほぐし、坐骨神経痛の予防にも効果的

仰向けに寝て、片方の足をもう片方の太ももに乗せ、手で太ももを胸に引き寄せる。

これらのストレッチは、1回につき15~30秒程度、数回繰り返すのが効果的です。痛みを感じる場合は無理せず中止し、医師や専門家に相談しましょう。


5.2 適度な運動

適度な運動は、腰痛予防・改善に不可欠です。運動不足は、筋力の低下や血行不良を招き、腰痛を悪化させる要因となります。ウォーキング、水泳、ヨガなど、腰に負担の少ない運動を選び、無理のない範囲で行いましょう。特に、体幹を鍛えることで、腰を支える筋肉が強化され、腰痛の予防につながります。


5.2.1 腰痛におすすめの運動

●      ウォーキング:30分程度のウォーキングを週に数回行う

●      水泳:水中では浮力が働くため、腰への負担が少ない

●      ヨガ:体幹を鍛え、柔軟性を高める

●      ピラティス:インナーマッスルを強化し、姿勢改善に効果的


5.3 睡眠の質を高める

質の良い睡眠は、腰痛の回復を促進します。睡眠不足は、疲労を蓄積させ、腰痛を悪化させる可能性があります。適切な睡眠時間を確保し、寝具にも気を配りましょう。マットレスは、硬すぎず柔らかすぎないものを選び、寝返りを打ちやすいものがおすすめです。枕は、首や肩に負担がかからない高さのものを選びましょう。睡眠環境を整えることで、腰痛の改善だけでなく、全身の健康維持にもつながります。

これらの対策に加えて、体重管理バランスの取れた食事ストレス管理なども腰痛対策として重要です。日頃から意識して生活習慣を改善することで、腰痛を予防・改善し、健康的な生活を送ることができます。



6. まとめ




腰痛と椅子の関係性、そして整体・接骨院のプロの視点から見た腰痛対策椅子の選び方について解説しました。


椅子が腰痛に与える影響は大きく、間違った椅子選びは様々な腰痛を引き起こす可能性があります。腰痛改善のためには、正しい姿勢を保つことが重要であり、座面の高さ、奥行き、背もたれの角度と形状に注意して椅子を選ぶ必要があります。また、慢性的な腰痛、ぎっくり腰、ヘルニアなど、腰痛の種類に合わせた椅子選びも重要です。


素材や機能性も重要な選定基準となります。通気性、耐久性、調整機能などを考慮し、自分に合った椅子を選びましょう。紹介したおすすめ椅子10選は、様々なニーズに対応できるようバランスチェアからゲーミングチェアまで幅広く選びました。価格や機能を比較し、最適な一脚を見つけてください。


正しい座り方を身につけ、椅子以外の対策も併用することで、腰痛を予防・改善し、快適な生活を送るために役立ててください。お困りの方は当院へお気軽にご相談ください。

 

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