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もう悩まない!腰痛に効く市販漢方薬の選び方|タイプ別おすすめ商品と整体との併用術



慢性的な痛みや、突然のぎっくり腰など、腰痛でお悩みではありませんか? つらい腰痛をなんとかしたいけれど、どの市販漢方薬を選べば良いのか分からない、そんな方も多いのではないでしょうか。


このページでは、腰痛の種類を解説し、それぞれの症状に合った市販漢方薬の選び方、さらに整体との併用方法について詳しくご紹介します。漢方薬は体質や症状に合ったものを選ぶことが大切です。間違った選び方をしてしまうと、効果が得られないばかりか、副作用の心配も出てきます。この記事を読むことで、ご自身の腰痛のタイプを理解し、最適な市販漢方薬を選ぶための知識を身につけることができます。


そして、整体との併用によって、より効果的に腰痛を改善するための方法も理解できるでしょう。もう、どの漢方薬を選べば良いのか迷うことはありません。

ご自身の体質と症状に合った漢方薬を選び、整体との相乗効果で、つらい腰痛から解放され、快適な毎日を送りましょう。


1. 腰痛の原因とタイプ別の症状



腰痛は、現代社会において非常に多くの人が悩まされている症状の一つです。その原因は実に様々で、特定の疾患によるものから、日常生活の何気ない動作や姿勢、精神的なストレスまで多岐に渡ります。

腰痛を効果的にケアするためには、まずは自分の腰痛がどのような原因で引き起こされているのかを理解することが重要です。


1.1 慢性的な腰痛

慢性腰痛は、3ヶ月以上に渡って腰の痛みや不快感が続く状態を指します。原因としては、加齢に伴う椎間板の変性や、長時間のデスクワーク、不良姿勢、運動不足、肥満などが挙げられます。


また、精神的なストレスも慢性腰痛の大きな要因となることが知られています。慢性腰痛は、痛みが持続することで日常生活に支障をきたすだけでなく、精神的な負担も大きいため、早期のケアが重要です。

慢性腰痛は、その原因や症状によってさらに細かく分類することができます。

分類

特徴

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こします。

腰部脊柱管狭窄症

神経の通り道である脊柱管が狭くなり、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こします。歩行時に症状が悪化しやすいのが特徴です。

変形性腰椎症

加齢に伴い椎間板や椎間関節が変形し、痛みや可動域制限を引き起こします。

仙腸関節炎

仙骨と腸骨の間にある仙腸関節に炎症が生じ、腰や臀部に痛みを引き起こします。

1.2 ぎっくり腰(急性腰痛)

ぎっくり腰は、正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、突然激しい腰の痛みに襲われる症状です。重い物を持ち上げた時やくしゃみをした時など、何気ない動作がきっかけで発症することが多く、その痛みは立ったり座ったり、体を動かすことが困難になるほど強い場合もあります。ぎっくり腰の原因は、筋肉や靭帯の損傷、関節の捻挫などが考えられます。痛みは数日から数週間で治まることが多いですが、再発しやすいのも特徴です。適切な処置と安静が早期回復の鍵となります。


1.3 その他の腰痛

上記以外にも、内臓疾患や婦人科系の疾患、精神的なストレスなどが原因で腰痛が起こる場合があります。例えば、尿路結石子宮内膜症などが原因で腰痛が生じることがあります。また、不安抑うつなどの精神的な問題が腰痛を引き起こしたり、悪化させる要因となることもあります。これらの場合は、根本的な原因への対処が必要となるため、医療機関への受診が推奨されます。


腰痛の原因を自己判断することは難しいため、慢性的な痛みや強い痛み、発熱などの症状がある場合は、必ず専門家へ相談しましょう。

2. 腰痛に効く漢方薬の選び方



腰痛は、その原因や症状が多岐にわたるため、適切な漢方薬を選ぶには、自分の体質や症状を正しく理解することが重要です。

漢方医学では、腰痛は単なる局所的な問題ではなく、全身のバランスの乱れが原因と考えられています。そのため、痛みを抑えるだけでなく、根本的な体質改善を目指した漢方薬選びが大切です。


2.1 漢方薬の基本的な考え方

漢方医学では、「気」「血」「水」のバランスが重要視されます。これらのバランスが崩れると、体に様々な不調が現れると考えられており、腰痛もその一つです。腰痛の原因を「気滞」「血瘀」「水滞」「腎虚」などに分類し、それぞれの状態に合わせた漢方薬が処方されます。


2.2 体質に合った漢方薬を選ぶ重要性

同じ腰痛でも、体質によって適切な漢方薬は異なります。例えば、冷えやすい体質の人と、熱がこもりやすい体質の人では、同じ腰痛でも異なる漢方薬が適しています。自分の体質を理解し、それに合った漢方薬を選ぶことで、より効果的に腰痛を改善することができます。自己判断で漢方薬を選ぶのではなく、専門家である薬剤師に相談することが大切です。


2.3 市販漢方薬の種類と特徴

市販で購入できる漢方薬には様々な種類があります。代表的なものとその特徴を以下にまとめました。

漢方薬名

特徴

適応症状

葛根湯(かっこんとう)

比較的体力があり、首や肩のこわばりを伴う腰痛に効果的。風邪の初期症状にも用いられます。

筋肉の緊張やこわばりを伴う腰痛、肩こり

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

筋肉のけいれんを緩和する作用があり、急性の腰痛やこむら返りに効果的。

急性の腰痛、こむら返り、筋肉のけいれん

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

便秘がちで、下腹部に圧痛がある腰痛に適しています。「のぼせ」や「イライラ」などの症状を伴う場合にも用いられます。

便秘に伴う腰痛、下腹部痛、のぼせ

牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

足腰の冷えやだるさ、夜間頻尿などの症状を伴う慢性的な腰痛に用いられます。高齢者の腰痛にも適しています。

慢性的な腰痛、足腰の冷え、夜間頻尿

八味地黄丸(はちみじおうがん)

体力の低下や冷え、頻尿、耳鳴りなどを伴う慢性的な腰痛に用いられます。加齢に伴う腰痛にも効果が期待できます。

慢性的な腰痛、足腰の冷え、頻尿、耳鳴り

上記以外にも様々な漢方薬が存在します。自分の症状に合った漢方薬を選ぶためには、薬剤師に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。 

症状や体質によっては、これらの漢方薬が適さない場合もあります。漢方薬を選ぶ際には、必ず薬剤師に相談しましょう。


3. タイプ別おすすめ市販漢方薬




腰痛のタイプ別に、おすすめの市販漢方薬と、その選び方のポイントを解説します。症状や体質に合った漢方薬を選ぶことで、より効果的に腰痛を改善できる可能性があります。


3.1 慢性腰痛におすすめの漢方薬

慢性腰痛は、長期間にわたって続く痛みで、冷えや血行不良、筋肉の緊張などが原因となることが多いです。このような慢性腰痛には、体を温め、血行を促進する漢方薬がおすすめです。

漢方薬名

特徴

選び方のポイント

葛根湯

筋肉の緊張を和らげ、血行を促進する効果があります。比較的体力がなく、肩こりや首こりも伴う場合に適しています。

風邪の初期症状にも用いられる漢方薬です。汗をかきやすい方は、服用量やタイミングに注意が必要です。

当帰芍薬散

冷え症で貧血気味の方に適しています。特に、生理痛や生理不順、妊娠中の腰痛にも効果が期待できます。

体力がなく、冷えやすい方の慢性腰痛に適しています。胃腸が弱い方は、食後に服用するのがおすすめです。

3.2 ぎっくり腰におすすめの漢方薬

ぎっくり腰は、急に激しい腰痛が起こる症状です。炎症や筋肉の痙攣を抑える効果のある漢方薬が適しています。痛みを和らげ、早期回復を目指しましょう。

漢方薬名

特徴

選び方のポイント

芍薬甘草湯

筋肉の痙攣や痛みを緩和する効果があります。ぎっくり腰の急性期の痛みに効果的です。

即効性がある漢方薬です。痛みが強い時に頓服として服用すると効果的です。

ぎっくり腰の急性期は、安静にして患部を冷やすことが大切です。痛みが強い場合は、無理に動かず、早めに整体院を受診しましょう。


3.3 その他の腰痛におすすめの漢方薬

上記以外の腰痛としては、ストレスや自律神経の乱れが原因となる場合もあります。このような腰痛には、気持ちを落ち着かせ、体のバランスを整える漢方薬がおすすめです。

漢方薬名

特徴

選び方のポイント

加味逍遙散

イライラしやすく、ストレスを感じやすい方の腰痛に適しています。更年期障害や月経不順に伴う腰痛にも効果が期待できます。

精神的なストレスが原因の腰痛や、肩こり、のぼせ、不眠などの症状がある場合に適しています。

桃核承気湯

便秘がちで、下腹部に圧迫感がある方の腰痛に適しています。のぼせやイライラ感を伴う場合にも効果的です。

便秘による腰痛や、肌荒れ、ニキビなどの症状がある場合に適しています。比較的体力のある方に用いられます。

自分の体質や症状に合った漢方薬を選ぶことが重要です。市販薬を選ぶ際には、薬剤師に相談するなどして、適切なものを選びましょう。また、漢方薬の効果には個人差があります。効果が感じられない場合は、整体院で相談してみましょう。


4. 整体と漢方薬の併用術



腰痛の改善には、漢方薬だけでなく整体も効果的です。それぞれのアプローチを理解し、正しく併用することで、より高い効果が期待できます。


4.1 整体の効果と漢方薬との相乗効果

整体は、身体の歪みを整え、筋肉や関節の機能を回復させることで、腰痛を根本的に改善することを目指します。マッサージやストレッチ、骨盤矯正など様々な手技を用いることで、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減します。


一方、漢方薬は、体質の改善を図りながら、身体の内側から腰痛にアプローチします。身体のバランスを整えることで、自然治癒力を高め、痛みの原因そのものを取り除くことを目指します。


整体と漢方薬を併用することで、身体の外側と内側の両方からアプローチできるため、相乗効果が期待できます。整体によって血行が促進された状態であれば、漢方薬の成分がより効率的に吸収され、効果を発揮しやすくなります。また、漢方薬によって体質が改善されれば、整体の効果も持続しやすくなります。

アプローチ

整体

漢方薬

併用

作用

身体の歪み調整、筋肉・関節機能の回復

体質改善、自然治癒力向上

外側と内側からの相乗効果

効果

血行促進、筋肉の緊張緩和、痛み軽減

身体のバランス調整、痛みの原因除去

効果の増幅、持続性の向上

4.2 整体と漢方薬を併用する際の注意点

整体と漢方薬を併用する際には、いくつかの注意点があります。

まず、自分の体質や症状に合った漢方薬を選ぶことが重要です。自己判断で漢方薬を選択するのではなく、専門家に相談することをおすすめします。整体院で漢方薬の相談を受け付けている場合もありますし、漢方薬局や漢方を取り扱う薬局で相談することもできます。


また、整体と漢方薬の効果には個人差があることを理解しておく必要があります。すぐに効果が現れない場合でも、焦らずに継続することが大切です。併用による効果が感じられない場合は、施術者に相談してみましょう。場合によっては、漢方薬の種類や整体の方法を見直す必要があるかもしれません。


さらに、現在服用している薬がある場合は、漢方薬との飲み合わせを確認する必要があります。併用することで副作用が生じる可能性もあるため、必ず専門家に相談しましょう。妊娠中や授乳中の方は、特に注意が必要です。


整体と漢方薬を併用することで、腰痛の改善をより効果的に進めることができます。それぞれのメリットを理解し、注意点を守りながら、積極的に取り入れてみましょう。


5. 市販漢方薬を選ぶ上での注意点



ご自身の症状に合った漢方薬を選ぶことは、腰痛改善への第一歩です。しかし、市販薬といえども、いくつかの注意点を守って服用することが大切です。


5.1 体質や症状に合っているか

漢方薬は体質に合わせた処方が重要です。同じ腰痛でも、冷えが強い、血行が悪い、胃腸が弱いなど、人によって原因や症状が異なります。自分の体質や症状に合った漢方薬を選ぶようにしましょう

漢方薬の説明書をよく読み、自分の症状に合っているか確認することが大切です。もし、どの漢方薬を選べば良いか分からない場合は、薬剤師に相談することをおすすめします。


5.2 他の薬との飲み合わせ

現在服用している薬がある場合は、漢方薬との飲み合わせに注意が必要です。併用することで効果が弱まったり、副作用が出やすくなる可能性があります。服用前に必ず薬剤師に相談し、飲み合わせを確認しましょう。特に、持病のある方や、複数の薬を服用している方は注意が必要です。


5.3 妊娠中・授乳中の服用

妊娠中や授乳中の女性は、漢方薬の服用には特に注意が必要です。胎児や乳児への影響が懸念される成分が含まれている漢方薬もあります。服用前に必ず医師や薬剤師に相談し、安全性を確認しましょう。自己判断で服用することは避けましょう。


5.4 アレルギー反応

漢方薬は天然由来の成分から作られていますが、アレルギー反応が起こる可能性があります。初めて服用する漢方薬の場合は、少量から試してみる、もしくは事前にパッチテストを行うなどして、アレルギー反応がないかを確認しましょう。服用中に発疹、かゆみ、呼吸困難などの症状が現れた場合は、すぐに服用を中止し、医師の診察を受けましょう。


5.5 服用期間と効果

漢方薬は、効果が現れるまでに時間がかかる場合があります。すぐに効果が出なくても、一定期間は継続して服用することが大切です。


ただし、数週間服用しても効果が見られない場合は、体質に合っていない可能性があります。その場合は、服用を中止し、他の漢方薬を試すか、専門家に相談してみましょう。


5.6 用法・用量を守る

漢方薬の効果を最大限に発揮し、副作用のリスクを減らすためには、用法・用量を正しく守ることが重要です。決められた量を、決められた回数、決められた方法で服用しましょう。自己判断で量を増やしたり、減らしたりすることは避けましょう。また、食前、食間、食後など、服用するタイミングも守ることが大切です。


5.7 保存方法

漢方薬は、高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所で保管しましょう。適切な保存方法を守らないと、品質が劣化し、効果が弱まったり、副作用が起こりやすくなる可能性があります。また、小児の手の届かない場所に保管することも重要です。


5.8 相談窓口の活用

相談窓口

内容

薬局・ドラッグストアの薬剤師

市販薬の選び方、飲み合わせ、副作用など

漢方専門薬局の相談員

体質に合った漢方薬の選定、相談

上記のような点に注意しながら、ご自身の体質や症状に合った漢方薬を選び、正しく服用することで、腰痛の改善に役立てましょう。そして、不安な点や疑問があれば、気軽に薬剤師や漢方専門の相談員に相談することをおすすめします。


6. まとめ



つらい腰痛を改善するために、この記事では市販漢方薬の選び方と整体との併用について解説しました。腰痛には慢性腰痛、ぎっくり腰など様々な種類があり、それぞれに適した漢方薬が存在します。自分の体質や症状に合った漢方薬を選ぶことが重要です。


例えば、冷えや肩こりなどを伴う慢性腰痛には葛根湯、筋肉の痙攣による痛みが強いぎっくり腰には芍薬甘草湯が有効な場合があります。ただし、これらはあくまで一例であり、自己判断せず、薬剤師や医師に相談することが大切です。


また、漢方薬の効果を高めるためには、整体との併用も有効です。整体によって身体の歪みを整え、血行を促進することで、漢方薬の効果を最大限に引き出すことができます。しかし、整体と漢方薬を併用する際は、それぞれの施術間隔や注意点に気を配る必要があります。


自分の症状に合った適切な治療法を選択し、つらい腰痛から解放されましょう。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。


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