慢性腰痛を改善!整体・接骨のプロが厳選!効果絶大な腰痛ツボ解説
- 鍼灸院 横浜文庫
- 2024年12月28日
- 読了時間: 15分
更新日:1月14日

慢性的な腰痛にお悩みではありませんか? このページでは、国家資格を持つ整体師・接骨師が、効果絶大な腰痛ツボを厳選して解説します。腰痛に効くツボ押しは、本当に効果があるのか?そのメカニズムや、ツボ押しが効果的な腰痛の種類についても詳しく説明しています。 委中、腎兪、大腸兪、環跳、承扶といった腰痛改善に効果的な5つのツボの位置、押し方、効果的な症状を分かりやすく図解付きでご紹介。 さらに、ツボ押し以外の腰痛対策として、ストレッチや筋力トレーニング、日常生活での注意点なども網羅。 接骨院と整体院の違い、それぞれの施術例も紹介することで、ご自身に合った腰痛治療法を見つけるための一助となります。
ツボ押しの注意点も踏まえ、安全かつ効果的に腰痛を改善するための知識を、この記事一つで網羅的に得られます。
1. 腰痛に効くツボ押しは本当に効果があるのか?整体師・接骨師が解説

腰痛に悩まされている方の中には、「ツボ押し」に興味を持っている方も多いのではないでしょうか。インターネット上でも様々な情報が飛び交っていますが、本当に効果があるのか、疑問に思っている方もいるかもしれません。
結論から言うと、ツボ押しは腰痛に対して一定の効果が期待できます。しかし、その効果は腰痛の種類や原因、個人の体質などによって異なり、万能な治療法ではありません。
この章では、整体師・接骨師の視点から、ツボ押し療法のメカニズムや効果的な腰痛の種類、注意点などを詳しく解説していきます。
1.1 ツボ押し療法のメカニズム
ツボ押しは、東洋医学の考えに基づいた治療法の一つです。体には「経絡」と呼ばれるエネルギーの通り道があり、その経絡上にある特定のポイントを「ツボ」と呼びます。
ツボ押しは、これらのツボを刺激することで、気・血・水の流れを調整し、体の不調を改善すると考えられています。現代医学的な観点からは、ツボ押しは皮膚や筋肉への刺激を通して、神経系や内分泌系に作用し、痛みを緩和したり、血行を促進したりする効果があるとされています。
具体的には、ツボ押しによって脳内物質であるエンドルフィンが分泌され、鎮痛効果を発揮すると言われています。また、筋肉の緊張を緩和し、血行を促進することで、腰痛の原因となる炎症や筋肉の硬直を改善する効果も期待できます。
1.2 腰痛の種類とそれぞれの原因
腰痛には様々な種類があり、その原因も多岐にわたります。
大きく分けると、特異的腰痛と非特異的腰痛に分類されます。特異的腰痛は、原因が特定できる腰痛で、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離症、圧迫骨折などが挙げられます。
一方、非特異的腰痛は、原因が特定できない腰痛で、全体の約85%を占めると言われています。非特異的腰痛の原因としては、姿勢不良、運動不足、肥満、精神的ストレス、冷え、内臓疾患などが考えられます。 それぞれの腰痛の原因を理解することで、適切な治療法を選択することが重要です。
腰痛の種類 | 原因 | 症状 |
椎間板ヘルニア | 椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫 | 腰や足の痛み、しびれ |
脊柱管狭窄症 | 脊柱管が狭くなり、神経を圧迫 | 間欠性跛行(歩行時の痛みやしびれ) |
腰椎分離症 | 腰椎の一部が分離 | 腰の痛み、運動時の痛み |
圧迫骨折 | 骨粗鬆症などが原因で骨が潰れる | 急激な腰の痛み |
筋筋膜性腰痛 | 筋肉や筋膜の損傷、炎症 | 腰の痛み、こり、張り |
1.3 ツボ押しが効果的な腰痛の種類
ツボ押しは、すべての腰痛に効果があるわけではありません。特に、特異的腰痛の場合は、医療機関での適切な診断と治療が必要です。
ツボ押しが効果的なのは、主に非特異的腰痛、特に筋肉の緊張や血行不良が原因となる腰痛です。例えば、長時間同じ姿勢での作業や、冷えによって筋肉が硬くなっている場合、ツボ押しによって筋肉の緊張を緩和し、血行を促進することで、腰痛を改善することができます。
また、精神的なストレスが原因で腰痛が生じている場合にも、ツボ押しによってリラックス効果が得られ、症状の緩和が期待できます。
ただし、強い痛みやしびれがある場合、発熱を伴う場合、原因不明の腰痛が続く場合は、自己判断でツボ押しを行うのではなく、医療機関を受診するようにしましょう。
2. 整体師・接骨師が厳選!効果絶大な腰痛ツボ5選

慢性的な腰痛でお悩みの方、必見!様々な腰痛の症状に合わせて、効果的なツボを厳選しました。ご自身の症状に合わせて、適切なツボ押しを試してみてください。
2.1 委中(いちゅう)
膝の裏の中央にあるツボで、膝を曲げた時にできる横ジワの中央に位置します。座った姿勢または仰向けに寝た姿勢で行います。
2.1.1 委中の位置と押し方
膝を軽く曲げ、両手の親指を重ねて委中に当てます。3~5秒かけてゆっくりと押し、同じ時間をかけてゆっくりと力を抜きます。これを5~10回繰り返します。
痛みを感じる場合は、無理に押さないように注意しましょう。入浴中や入浴後に行うと、より効果的です。
2.1.2 委中が効果的な症状
● ぎっくり腰
● 腰の痛み
● 坐骨神経痛
● 足のむくみ
● 冷え性
2.2 腎兪(じんゆ)
第二腰椎と第三腰椎の間から指幅約1.5寸(約4.5cm)外側にあるツボです。へその高さの背中側に位置し、左右対称に2つあります。
2.2.1 腎兪の位置と押し方
うつ伏せまたは座った姿勢で、両手の親指を腎兪に当てます。息を吐きながらゆっくりと5秒ほど押し、息を吸いながらゆっくりと力を抜きます。
これを5~10回繰り返します。温灸を併用すると、さらに効果的です。
2.2.2 腎兪が効果的な症状
● 慢性腰痛
● 腰の冷え
● 足のむくみ
● 疲労感
● 夜間頻尿
2.3 大腸兪(だいちょうゆ)
第四腰椎と第五腰椎の間から指幅約1.5寸(約4.5cm)外側にあるツボです。 仙骨の上あたりに位置し、左右対称に2つあります。
2.3.1 大腸兪の位置と押し方
うつ伏せになり、両手の親指を大腸兪に当てます。息を吐きながら5秒ほど押し、息を吸いながら力を抜きます。これを5~10回繰り返します。便秘にも効果があるツボです。
2.3.2 大腸兪が効果的な症状
● 腰痛
● 坐骨神経痛
● 便秘
● 下痢
● 腹痛
2.4 環跳(かんちょう)
お尻の外側、大転子(太ももの付け根の外側の出っ張った骨)と仙骨の間にあるツボです。立った姿勢で片足に体重をかけると、反対側の環跳にへこみができるため、位置を確認しやすいです。
2.4.1 環跳の位置と押し方
横向きに寝て、上側の脚を軽く曲げ、両手の親指を重ねて環跳に当てます。息を吐きながら5~10秒かけてゆっくりと押します。これを3~5回繰り返します。
テニスボールなどを利用して刺激するのも効果的です。
2.4.2 環跳が効果的な症状
● 坐骨神経痛
● 腰痛
● 股関節痛
● 下肢のしびれ
2.5 承扶(しょうふ)
お尻の中央の割れ目から真上、指幅約3寸(約9cm)のところにあるツボです。
左右対称に2つあります。
2.5.1 承扶の位置と押し方
座った姿勢またはうつ伏せになり、両手の親指を承扶に当てます。息を吐きながら5秒ほど押し、息を吸いながら力を抜きます。これを5~10回繰り返します。
2.5.2 承扶が効果的な症状
● 腰痛
● 坐骨神経痛
● ぎっくり腰
● 下肢のしびれ
● 足の冷え
これらのツボは、腰痛改善に効果が期待できますが、自己判断での施術は症状を悪化させる可能性もあるため、専門家である整体師や接骨師に相談することをおすすめします。
ツボ押しと合わせて、ストレッチや筋力トレーニング、日常生活での姿勢改善なども行うことで、より効果的に腰痛を改善することができます。
3. ツボ押し以外の腰痛対策

腰痛を改善・予防するためには、ツボ押しだけでなく、さまざまなアプローチを組み合わせることが重要です。ここでは、ツボ押し以外の効果的な腰痛対策について解説します。
3.1 ストレッチ
ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、血行を促進することで、腰痛の緩和に役立ちます。 特に、腰回りや股関節、太もも周りの筋肉を重点的にストレッチすることで、腰への負担を軽減できます。下記に具体的なストレッチを紹介します。
ストレッチ名 | 効果 | やり方 |
ハムストリングスのストレッチ | 太ももの裏側の筋肉を伸ばし、腰の負担を軽減 | 仰向けに寝て、片方の足を天井に向けて伸ばし、膝裏を手で支えて数秒間保持します。 |
大腰筋のストレッチ | 股関節の前面にある筋肉を伸ばし、姿勢改善に効果的 | 片足を大きく前に出し、後ろ足の膝を床につけ、上体を前に倒します。 |
梨状筋のストレッチ | お尻の深部にある筋肉を伸ばし、坐骨神経痛の予防に効果的 | 仰向けに寝て、片方の足をもう一方の太ももに乗せ、手で太ももを抱えて胸に引き寄せます。 |
脊柱起立筋のストレッチ | 背骨周りの筋肉を伸ばし、腰の柔軟性を向上 | 仰向けに寝て、両膝を抱え込み、胸に引き寄せます。 |
3.2 筋力トレーニング
腰痛予防・改善には、腹筋や背筋などの体幹を鍛えることが重要です。 体幹が強くなることで、腰への負担を軽減し、正しい姿勢を維持しやすくなります。腰痛持ちの方は、無理のない範囲でトレーニングを行いましょう。
具体的なトレーニングを紹介します。
トレーニング名 | 効果 | やり方 |
プランク | 体幹全体を強化 | 肘とつま先を床につけ、体を一直線に保ちます。 |
バックエクステンション | 背筋を強化 | うつ伏せになり、上半身と下半身を同時に持ち上げます。 |
デッドバグ | 腹筋を強化し、体幹の安定性を向上 | 仰向けに寝て、手足を天井に向けて伸ばし、反対側の手足を交互に床に近づけます。 |
これらのトレーニングは、自分の体力レベルに合わせて回数やセット数を調整することが大切です。また、痛みがある場合は無理せず中止しましょう。
3.3 日常生活での注意点
日常生活における姿勢や動作は、腰痛に大きく影響します。日頃から正しい姿勢を意識し、腰への負担を軽減することが重要です。以下に具体的な注意点を示します。
3.3.1 正しい姿勢の保持
立っている時、座っている時、常に正しい姿勢を意識しましょう。猫背や反り腰は腰に負担をかけるため、背筋を伸ばし、お腹に力を入れるように心がけましょう。デスクワークが多い方は、適切な高さの椅子と机を使用し、モニターの位置を調整することで、正しい姿勢を維持しやすくなります。
3.3.2 重いものを持ち上げる際の注意点
重いものを持ち上げる際は、膝を曲げて腰を落とすようにし、腰ではなく脚の力を使って持ち上げましょう。
また、背中を丸めたり、急な身体のひねりを加えたりするのは避けましょう。可能であれば、台車などを使用し、腰への負担を最小限に抑えましょう。
3.3.3 適切な睡眠環境
睡眠中は、体に合ったマットレスを使用し、腰を適切にサポートすることが重要です。柔らかすぎるマットレスや硬すぎるマットレスは、腰痛を悪化させる可能性があります。
また、横向きで寝る場合は、膝の間にクッションを挟むと、腰への負担を軽減できます。
これらの日常生活での注意点を意識することで、腰痛の予防・改善に繋がります。
日頃から意識的に行動し、腰に優しい生活を送りましょう。
4. 接骨院・整体院での腰痛治療

慢性的な腰痛でお悩みの方は、自己ケアだけでなく専門家による治療も検討してみましょう。腰痛治療を行う代表的な施設として、接骨院と整体院があります。
それぞれの特徴を理解し、ご自身の症状に合った適切な治療を受けることが重要です。
4.1 接骨院と整体院の違い
接骨院と整体院はどちらも腰痛治療を行いますが、そのアプローチや資格、保険適用などが異なります。以下の表で違いを分かりやすくまとめています。
項目 | 接骨院(整骨院) | 整体院 |
資格 | 国家資格である柔道整復師 | 民間資格。統一された資格制度はない |
保険適用 | 骨折、脱臼、捻挫、打撲など、急性症状の場合適用 | 原則として保険適用外 |
主な施術内容 | 手技療法、電気療法、温熱療法など。健康保険適用範囲外の自由診療として、鍼灸、マッサージ等を提供する院もある。 | 手技療法、ストレッチ、骨盤矯正など。施術内容は多岐にわたる |
得意な症状 | 急性腰痛(ぎっくり腰など)、スポーツ外傷、交通事故によるケガ | 慢性腰痛、姿勢改善、体の歪み |
4.2 接骨院・整体院での施術例
接骨院と整体院では、様々な施術方法で腰痛に対応しています。以下は代表的な施術例です。
4.2.1 接骨院での施術例
● 手技療法:マッサージや関節モビライゼーションなど、柔道整復師の資格を持つ施術者が行う手技により、筋肉の緊張を緩和し、関節の動きを改善します。
● 電気療法:低周波や高周波の電気を用いて、痛みを軽減し、血行を促進します。急性腰痛に有効です。
● 温熱療法:ホットパックや赤外線などを用いて患部を温め、血行を促進し、筋肉の緊張を緩和します。
● テーピング:患部を固定したり、関節の動きをサポートすることで、痛みを軽減し、再発を予防します。スポーツによる腰痛にも効果的です。
4.2.2 整体院での施術例
● 整体:体の歪みを整え、姿勢を改善することで、腰痛の根本原因にアプローチします。カイロプラクティックやオステオパシーなどの様々な流派があります。
● ストレッチ:硬くなった筋肉を伸ばし、柔軟性を高めることで、腰痛を予防・改善します。
● 骨盤矯正:骨盤の歪みを矯正することで、姿勢を改善し、腰への負担を軽減します。
● マッサージ:筋肉の緊張を緩和し、血行を促進することで、腰痛を改善します。リラクゼーション効果も期待できます。
腰痛の原因や症状は人それぞれです。自己判断で治療法を選ぶのではなく、まずは専門家に相談し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。
接骨院では急性腰痛、整体院では慢性腰痛を得意としていることが多いですが、それぞれの施設によって得意分野や施術内容が異なるため、事前にホームページなどで確認したり、電話で問い合わせることをおすすめします。
また、口コミサイトなども参考にしつつ、信頼できる施術院を選びましょう。
5. ツボ押しを行う上での注意点

ツボ押しは手軽な健康法ですが、正しく行わないと逆効果になる場合もあります。安全かつ効果的にツボ押しを行うために、以下の注意点を守りましょう。
5.1 体調が悪い時のツボ押し
発熱、炎症、吐き気など体調が悪い時は、ツボ押しを控えるべきです。身体が弱っている時にツボ押しを行うと、症状が悪化する可能性があります。体調が回復してから行うようにしましょう。
5.2 食後すぐのツボ押し
食後すぐは消化のために血液が胃に集中しています。この状態でツボ押しを行うと、消化不良を起こす可能性があります。食後1時間以上経ってから行うようにしましょう。
5.3 飲酒後のツボ押し
飲酒後は血行が良くなりすぎており、ツボ押しによってさらに血行が促進されると、めまいや吐き気などの症状が現れる可能性があります。飲酒後のツボ押しは避けましょう。
5.4 妊娠中のツボ押し
妊娠中は、子宮の収縮を促すツボ押しは避けなければなりません。安定期であっても、必ず医師に相談してから行いましょう。 合谷や三陰交といったツボは、子宮収縮作用があるため特に注意が必要です。妊娠中は、専門家の指導のもとで行うのが安全です。
5.5 入浴直後のツボ押し
入浴直後は血行が良くなっているため、ツボ押しによって過度に血行が促進されると、めまいや立ちくらみを起こす可能性があります。入浴後30分ほど時間を置いてから行いましょう。
5.6 刺激の強さ
ツボ押しは、気持ち良いと感じる程度の強さで行うのが適切です。強い痛みを感じるほどの刺激は避けましょう。 強い刺激は、筋肉や組織を傷つける可能性があります。ツボの位置が分からず、周囲を押していても効果はありません。優しく、ゆっくりと押すことを心がけましょう。
5.7 ツボ押しの時間
一つのツボにつき、1~5分程度を目安に行いましょう。長時間押し続けると、皮膚を傷つけたり、かえって痛みが増す可能性があります。
また、同じツボを長時間押し続けるのではなく、適度に休憩を挟むことが大切です。
5.8 ツボ押しの頻度
ツボ押しは、1日に数回行っても構いませんが、やりすぎると逆効果になる場合もあります。自分の体調に合わせて、適切な頻度で行いましょう。
5.9 ツボ押しに使用する道具
ツボ押しには、指の腹を使うのが基本ですが、市販のツボ押し棒などを使用しても構いません。清潔な状態のものを使用し、皮膚を傷つけないように注意しましょう。
5.10 症状が改善しない場合
ツボ押しを行っても症状が改善しない場合は、自己判断で続けるのではなく、医療機関を受診しましょう。 underlying disease(基礎疾患)の可能性もあります。医師の診断を受け、適切な治療を受けることが重要です。
5.11 専門家への相談
ツボ押しについて不安な点や疑問がある場合は、整体師や鍼灸師などの専門家に相談しましょう。専門家の指導を受けることで、より安全かつ効果的にツボ押しを行うことができます。
注意点 | 詳細 |
体調 | 発熱時、炎症時、吐き気時は避ける |
食事 | 食後1時間以上空ける |
飲酒 | 飲酒後は避ける |
妊娠 | 医師に相談の上、適切なツボを押す |
入浴 | 入浴後30分以上空ける |
刺激 | 気持ち良いと感じる程度の強さ |
時間 | 1つのツボにつき1~5分程度 |
頻度 | 1日に数回、体調に合わせて調整 |
道具 | 清潔な指やツボ押し棒を使用 |
改善しない場合 | 医療機関を受診する |
6. まとめ

この記事では、慢性腰痛の改善に効果的なツボ押しについて、整体師・接骨師の視点から解説しました。ツボ押し療法のメカニズムや腰痛の種類と原因、そしてツボ押しが効果的な腰痛の種類について説明し、厳選した5つの腰痛ツボ(委中、腎兪、大腸兪、環跳、承扶)の位置と押し方、効果的な症状を詳しく紹介しました。
それぞれのツボは、腰痛の症状や原因に合わせて使い分けることで、より効果的に痛みを緩和することができます。例えば、委中は膝裏のツボで、腰から足にかけての痛みや痺れに効果的です。腎兪はお尻の上部に位置し、慢性的な腰痛や腰の冷えに効果があります。大腸兪は仙骨の近くにあり、便秘に伴う腰痛や腰の重だるさに効果的です。環跳は臀部外側に位置し、坐骨神経痛や腰から足にかけての痛みやしびれに効果があります。承扶は臀部中央に位置し、坐骨神経痛や腰の痛み、足の痺れに効果を発揮します。
ツボ押し以外にも、ストレッチや筋力トレーニング、日常生活での注意点など、腰痛対策についても解説しました。これらの対策とツボ押しを組み合わせることで、より効果的に腰痛を改善することができます。
さらに、接骨院と整体院の違いや施術例を紹介することで、専門家による治療のメリットについても理解を深めていただけたかと思います。
ツボ押しを行う際の注意点も忘れずに確認し、安全に効果的な腰痛対策を実践しましょう。慢性腰痛に悩む方は当院までご相談ください。
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