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腰の痛み(左側)の原因を徹底解説!整体・接骨院での改善策も紹介

更新日:1月14日



「左側の腰に痛みがあるけど、一体何が原因なの?」と不安を抱えていませんか?

このページでは、左側の腰痛の原因を筋肉、内臓、骨格の3つの側面から詳しく解説します。腰方形筋や腸腰筋といった筋肉のトラブル、腎臓や大腸などの内臓疾患、骨盤の歪みや椎間板ヘルニアといった骨格の問題など、様々な原因とその症状、そして悪化するとどうなるのかを具体的に示します。


さらに、整体や接骨院における左側の腰痛への施術方法や選び方、日常生活でできる予防策や改善策、そして病院へ行くべきタイミングについても分かりやすく説明。


左側の腰痛に悩んでいる方、原因を知り適切な対処法を見つけたい方は、ぜひこの記事を読んでみてください。この記事を読むことで、あなたの腰痛の不安を解消し、健康な毎日への第一歩を踏み出すお手伝いをします。



1. 左側の腰痛、その原因を探る


左側の腰痛は、様々な原因が考えられます。筋肉のトラブル、内臓の不調、骨格の歪みなど、多岐にわたる原因を特定し、適切な対処をすることが重要です。ここでは、左側の腰痛の主な原因を詳しく解説していきます。




1.1 筋肉のトラブルが原因かも?

腰痛の多くは、筋肉の炎症や損傷が原因です。特に、左側だけに負担がかかる動作や姿勢を続けることで、特定の筋肉に痛みが生じやすくなります。以下、左側の腰痛に関連する代表的な筋肉と、それぞれの痛みの特徴について解説します。


1.1.1 腰方形筋

腰方形筋は、肋骨と骨盤をつなぐ筋肉で、体幹の側屈や回旋に関わっています。長時間同じ姿勢で座っていたり、片側に重心をかけて立っていたりすると、腰方形筋に負担がかかり、左側の腰痛を引き起こす可能性があります。腰方形筋の痛みは、体を横に曲げたり、捻ったりした際に悪化することが特徴です。


1.1.2 脊柱起立筋

脊柱起立筋は、背骨に沿って縦に伸びる筋肉群で、姿勢の維持や体幹の動きに関わっています。猫背や反り腰などの不良姿勢は、脊柱起立筋に負担をかけ、左側の腰痛を引き起こす可能性があります。脊柱起立筋の痛みは、前かがみになったり、後ろに反ったりした際に悪化することが特徴です。


1.1.3 腸腰筋

腸腰筋は大腰筋と腸骨筋からなる筋肉で、股関節の屈曲や体幹の安定に関わっています。デスクワークなどで長時間座っていると、腸腰筋が硬くなり、左側の腰痛を引き起こす可能性があります。腸腰筋の痛みは、椅子から立ち上がったり、階段を上ったりする際に悪化することが特徴です。また、股関節の前面に痛みを感じることがあります。


1.2 内臓の不調からくる痛み

腰の痛みは、筋肉の問題だけでなく、内臓の不調が原因で引き起こされる場合もあります。特に左側の腰痛の場合、以下の内臓疾患が疑われます。

臓器

症状

その他

腎臓

背中から脇腹にかけての鈍痛、血尿、発熱、むくみ

腎盂腎炎、腎結石などが考えられます。

大腸

下腹部痛、便秘、下痢、血便

過敏性腸症候群、大腸憩室炎などが考えられます。左側の大腸に問題がある場合、左側の腰に痛みが出ることがあります。

婦人科系疾患(女性の場合)

下腹部痛、不正出血、おりものの変化

子宮内膜症、卵巣嚢腫などが考えられます。これらの疾患が左側に発生した場合、左側の腰に痛みが出ることがあります。

1.3 骨格の歪み

骨格の歪みも、左側の腰痛の原因となることがあります。歪みによって、特定の部位に負担がかかり、痛みを引き起こすのです。代表的な骨格の歪みは以下の通りです。


1.3.1 骨盤の歪み

骨盤の歪みは、左右の脚の長さの違いや、姿勢の悪さなどによって生じます。骨盤が歪むと、腰椎に負担がかかり、左側の腰痛を引き起こすことがあります。左右の腰の高さの違いや、お尻の大きさの違いなどに注意しましょう。


1.3.2 脊柱側弯症

脊柱側弯症は、背骨が左右に湾曲する病気です。成長期に発症することが多く、進行すると腰痛を引き起こすことがあります。肩の高さの違いや、左右の肋骨の突出などに注意しましょう。左側に湾曲している場合、左側の腰に痛みが出ることがあります。


1.3.3 椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、背骨の椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす病気です。腰椎にヘルニアが発生した場合、左側の腰に痛みが出ることがあります。下肢のしびれや痛み、足の筋力低下などを伴うこともあります。特に前かがみになると痛みが悪化する傾向があります。




2. 腰痛が悪化するとどうなる?


腰痛を放置したり、適切なケアを怠ったりすると、様々な悪影響を及ぼす可能性があります。初期段階では軽い痛みや違和感程度だったものが、次第に深刻な症状へと進行することも少なくありません。腰痛の悪化によって引き起こされる症状や、日常生活への影響について詳しく見ていきましょう。





2.1 慢性腰痛への移行

急性腰痛を放置すると、慢性腰痛に移行するリスクが高まります。急性腰痛は、明確な原因があり、比較的短期間で治癒する傾向があります。しかし、適切な治療を受けなかったり、無理な姿勢や動作を続けたりすると、痛みが慢性化し、長期間にわたって腰の痛みやしびれに悩まされる可能性があります。慢性腰痛は、痛みが持続するだけでなく、再発を繰り返すことも多く、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。


2.2 坐骨神経痛

腰痛が悪化すると、坐骨神経痛を発症する可能性があります。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因で坐骨神経が圧迫されると、腰から足にかけて鋭い痛みやしびれ、麻痺などの症状が現れます。特に、お尻や太ももの裏側、ふくらはぎ、足先などに痛みやしびれを感じることが多く、歩行や立っていることが困難になる場合もあります。症状が進行すると、排尿・排便障害などの重篤な症状が現れることもあるため、早期の治療が重要です。


2.3 日常生活への影響

腰痛が悪化すると、日常生活に様々な支障をきたす可能性があります。痛みのために長時間座っていることが難しくなったり、立ったり歩いたりする動作が困難になることもあります。また、家事や育児、仕事など、日常生活の様々な活動に支障が出て、生活の質が低下する可能性があります。さらに、痛みが慢性化すると、精神的なストレスや不安感も増大し、うつ病などの精神疾患を引き起こすリスクも高まります。

症状

日常生活への影響

強い痛み

長時間座っていることが困難、立ったり歩いたりする動作が困難、睡眠不足

しびれ

足先の感覚が鈍くなる、細かい作業がしにくい、転倒のリスク増加

麻痺

歩行困難、排尿・排便障害、日常生活動作の制限

可動域制限

体を曲げたり反らしたりすることが困難、衣服の着脱が困難、運転が困難

腰痛の悪化は、身体的な負担だけでなく、精神的な負担も大きく、生活の質を著しく低下させる可能性があります。少しでも異変を感じたら、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。 また、日常生活においても、正しい姿勢を意識したり、適度な運動を心がけたりすることで、腰痛の悪化を予防することができます。



3. 腰の痛み左側の症状別解説

左側の腰痛は、その痛みの種類によって原因が異なる場合があり、適切な対処法も変わってきます。ここでは、左側の腰痛でよくある症状別に解説していきます。




3.1 ズキズキする痛み

ズキズキとした痛みは、炎症や神経の刺激が原因で起こることが考えられます。筋肉の炎症椎間板ヘルニア腰椎椎間関節症などが代表的な疾患です。特に体を動かした時や、特定の姿勢を取った時に痛みが強くなる場合は、これらの疾患を疑う必要があります。また、内臓疾患が原因でズキズキとした腰痛が起こる場合もあります。例えば、尿路結石腎盂腎炎などが挙げられます。これらの場合は、発熱や吐き気などの症状を伴うこともあります。


3.2 鈍痛

鈍い痛みは、慢性的な腰痛を示唆していることが多いです。長時間のデスクワーク同じ姿勢での作業運動不足などによって、腰周りの筋肉が緊張し、血行不良を起こすことで鈍痛が生じます。腰方形筋脊柱起立筋腸腰筋などの筋肉の緊張が原因となることが多いです。また、骨盤の歪みも鈍痛の原因の一つです。内臓由来の鈍痛としては、便秘過敏性腸症候群などが考えられます。これらの場合は、お腹の張りや便通異常などの症状を伴うこともあります。


3.3 ピリピリ、しびれるような痛み

ピリピリ、しびれるような痛みは、神経の圧迫損傷が原因で起こります。坐骨神経痛が代表的な例で、腰から足にかけてピリピリとした痛みやしびれが生じます。椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症梨状筋症候群などによって坐骨神経が圧迫されることで、このような症状が現れます。また、帯状疱疹などの感染症でも、ピリピリとした痛みやしびれが生じることがあります。この場合は、皮膚に赤い発疹や水ぶくれが現れることもあります。

痛みの種類

考えられる原因

関連する症状

ズキズキする痛み

筋肉の炎症、椎間板ヘルニア、腰椎椎間関節症、尿路結石、腎盂腎炎

発熱、吐き気

鈍痛

慢性的な腰痛、長時間のデスクワーク、同じ姿勢での作業、運動不足、骨盤の歪み、便秘、過敏性腸症候群

お腹の張り、便通異常

ピリピリ、しびれるような痛み

坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群、帯状疱疹

皮膚の発疹、水ぶくれ

上記はあくまで一般的な情報であり、自己診断は危険です。左側の腰痛が続く場合は、医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。整形外科ペインクリニック神経内科などが該当します。痛みの種類や程度、その他の症状などを医師に詳しく伝え、適切な検査を受けることが重要です。




4. 整体・接骨院における腰痛(左側)へのアプローチ


左側の腰痛でお悩みの方は、整体や接骨院での施術が効果的な場合があります。ここでは、それぞれの施術方法と、それらが腰痛にどのようにアプローチするのかを詳しく解説します。





4.1 整体での施術方法

整体では、身体全体のバランスを整えることで、腰痛の根本原因にアプローチします。左側の腰痛の場合、身体の歪みをチェックし、痛みの原因となっている筋肉や関節への施術を行います。

4.1.1 姿勢矯正

姿勢の歪みは、腰痛だけでなく、様々な身体の不調を引き起こす可能性があります。左側の腰痛においても、姿勢の歪みが原因となっているケースは少なくありません。整体では、姿勢の傾きや開きなどをチェックし、専用の器具や手技を用いて骨盤の矯正を行います。正しい位置に戻ることで、周辺の筋肉や関節への負担が軽減され、腰痛の改善が期待できます。

4.1.2 マッサージ

マッサージは、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進する効果があります。左側の腰痛の原因となっている筋肉を特定し、丁寧にマッサージすることで、筋肉の柔軟性を取り戻し、痛みを緩和します。腰方形筋、脊柱起立筋、腸腰筋など、腰痛に関与する筋肉は複数あります。整体師は、個々の状態に合わせて適切なマッサージを行います。


4.1.3 ストレッチ

ストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を広げる効果があります。整体では、腰痛改善に効果的なストレッチを指導します。日常生活に取り入れることで、腰痛の予防や再発防止にも繋がります。ハムストリングスや股関節周りの筋肉のストレッチは特に重要です。


4.2 接骨院での施術方法

接骨院では、主に急性期の外傷や痛みに対する施術を行います。健康保険が適用されるため、比較的安価に施術を受けることができます。左側の腰痛に対しても、痛みの原因に応じて適切な施術を行います。


4.2.1 電気療法

電気療法は、低周波や高周波の電気を用いて、痛みを緩和する施術法です。筋肉の炎症を抑えたり、血行を促進したりする効果があります。急性期の腰痛に有効です。


4.2.2 温熱療法

温熱療法は、患部を温めることで、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。ホットパックや赤外線ランプなどが用いられます。慢性的な腰痛に有効です。


4.2.3 手技療法

接骨院における手技療法は、マッサージやストレッチ、関節のモビライゼーションなど、様々な手法を用いて行われます。整体と同様に、痛みの原因となっている筋肉や関節にアプローチすることで、腰痛の改善を図ります。

施術方法

整体

接骨院

骨盤矯正

△ (一部の接骨院)

マッサージ

ストレッチ

電気療法

×

温熱療法

△ (一部の整体院)

手技療法

上記は一般的な施術内容であり、整体院や接骨院によって提供される施術内容が異なる場合があります。ご自身の症状に合った施術を受けるためには、事前に各院の施術内容を確認することが重要です。



5. 整体・接骨院の選び方

腰の痛みを改善するために整体や接骨院に通うことを検討している方は、どの院を選べば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。自分に合った最適な整体・接骨院を見つけるためには、いくつかのポイントがあります。しっかりと見極めて、信頼できる院を選びましょう。




5.1 口コミや評判をチェック

インターネットで口コミや評判を調べることは、整体・接骨院選びの最初のステップと言えるでしょう。「Googleマップ」といったサイトで地域の整体・接骨院を検索し、実際に利用した人の声をチェックしてみましょう。具体的な施術内容や院の雰囲気、スタッフの対応など、生の声が参考になります。ただし、口コミはあくまでも個人の感想であることを踏まえ、複数の口コミを比較検討することが重要です。


5.2 院内の雰囲気

院内の雰囲気は、施術を受ける上で重要な要素です。清潔感があり、リラックスできる空間かどうかを確認しましょう。また、スタッフの対応も大切です。丁寧で親切な対応をしてくれるか、しっかりと話を聞いてくれるかといった点にも注目しましょう。実際に来院して雰囲気を確かめるのが一番ですが、ホームページの写真や動画で院内の様子を確認することもできます。


5.3 施術方針

整体と接骨院では、施術方針が異なる場合があります。自分の症状や希望に合った施術方針の院を選ぶことが大切です。例えば、姿勢の歪みを矯正したい場合は、姿勢矯正を得意とする整体院を選ぶと良いでしょう。ホームページで施術内容を確認したり、電話で問い合わせたりして、事前に施術方針を確認しておきましょう。保険適用についても確認しておくと安心です。


5.4 専門性

腰痛の原因は様々です。特定の症状に特化した専門知識や技術を持つ整体師・柔道整復師がいる院を選ぶことで、より効果的な施術を受けられる可能性が高まります。例えば、椎間板ヘルニアの施術経験が豊富な先生や、女性特有の腰痛に詳しい先生など、自分の症状に合った専門性を持つ先生を探してみましょう。ホームページでスタッフの経歴や資格を確認したり、問い合わせて確認することも有効です。


5.5 アクセス・診療時間

通いやすさも重要なポイントです。自宅や職場から近い、アクセスしやすい場所にある院を選びましょう。また、自分のライフスタイルに合った診療時間であるかも確認しておきましょう。平日の夜遅くまで診療している院や、土日も診療している院など、自分の都合に合わせて通える院を選びましょう。


5.6 料金体系

整体・接骨院によって料金体系は異なります。施術料金や保険適用の有無などを事前に確認し、自分の予算に合った院を選びましょう。ホームページに料金表が掲載されている場合もありますが、不明な点があれば電話やメールで問い合わせて確認しましょう。

項目

確認事項

口コミ・評判

Googleマップなどの口コミサイトで確認

院内雰囲気

清潔感、リラックスできる空間、スタッフの対応

施術方針

自分の症状や希望に合った施術内容、保険適用の有無

専門性

特定の症状の専門家、スタッフの経歴や資格

アクセス・診療時間

自宅や職場からの距離、診療時間、定休日

料金体系

施術料金、初診料、再診料、保険適用の有無

これらのポイントを踏まえ、複数の整体・接骨院を比較検討し、自分に最適な院を選びましょう。信頼できる先生と二人三脚で腰痛改善に取り組むことが、早期回復への近道です。



6. 日常生活でできる腰痛(左側)の予防と改善策


慢性的な腰痛、特に左側の腰痛でお悩みの方は、日常生活におけるいくつかの工夫で症状を軽減、あるいは予防できる可能性があります。毎日の習慣を見直すことで、腰への負担を減らし、快適な生活を取り戻しましょう。



6.1 正しい姿勢を意識する

姿勢が悪いと、腰に負担がかかり、痛みが悪化することがあります。立っているときは、背筋を伸ばし、お腹を軽く引き締め、顎を引きます。座っているときは、深く腰掛け、背もたれに寄りかかり、足を床につけましょう。 猫背や足を組む癖は避け、正しい姿勢を保つように心がけてください。


6.1.1 デスクワーク時の姿勢

デスクワークが多い方は、特に姿勢に気を配る必要があります。モニターの位置を目の高さに合わせ、キーボードとマウスは体に近い位置に配置しましょう。 長時間同じ姿勢を続けるのは避け、1時間に1回程度は立ち上がって軽いストレッチを行うのがおすすめです。

良い姿勢

悪い姿勢

背筋を伸ばし、お腹を軽く引き締める

モニターを目の高さに合わせる

肘を90度に曲げる

足を床につける

猫背になる

モニターが低すぎる/高すぎる

腕を伸ばしすぎている

足を組む

6.2 適度な運動

適度な運動は、腰周りの筋肉を強化し、腰痛の予防・改善に効果的です。ウォーキング、水泳、ヨガなど、腰に負担の少ない運動を選びましょう。 激しい運動や急に体をひねる運動は、逆に腰痛を悪化させる可能性があるので注意が必要です。自分の体力に合った運動を無理なく続けることが大切です。


6.2.1 おすすめの運動

●      ウォーキング: 30分程度のウォーキングを週に数回行うことから始めましょう。

●      水泳: 水中では浮力が働くため、腰への負担が軽減されます。

●      ヨガ: 体幹を鍛え、柔軟性を高める効果があります。腰痛に特化したヨガのクラスもおすすめです。

●      ピラティス:インナーマッスルを鍛え、体幹を安定させる効果があります。腰痛予防に効果的です。


6.3 ストレッチ

ストレッチは、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで、腰痛の緩和に役立ちます。入浴後や寝る前など、体が温まっている時に行うのが効果的です。 痛みを感じない範囲で、ゆっくりと呼吸をしながら行いましょう。腰を無理にひねったり、反らしたりするようなストレッチは避けましょう。


6.3.1 おすすめのストレッチ

●      ハムストリングスのストレッチ:太ももの裏側の筋肉を伸ばすことで、骨盤の歪みを整え、腰への負担を軽減します。

●      腸腰筋のストレッチ:股関節の前面にある筋肉を伸ばすことで、腰の柔軟性を高めます。

●      お尻のストレッチ:お尻の筋肉をほぐすことで、骨盤の動きをスムーズにし、腰痛を予防します。


6.4 睡眠の質を高める

質の良い睡眠は、体の回復を促し、腰痛の改善にも繋がります。自分に合った寝具を選び、睡眠時間を確保しましょう。 寝る前にカフェインを摂取したり、スマホを長時間見たりすることは避け、リラックスした状態で寝るように心がけてください。


6.4.1 睡眠環境を整える

●      マットレス: 体圧分散性に優れたマットレスを選び、腰への負担を軽減しましょう。

●      枕: 頸椎を自然なカーブに保つ枕を選び、首や肩への負担を軽減しましょう。

●      寝室環境: 室温や湿度を快適に保ち、静かで暗い環境で寝るようにしましょう。

これらの日常生活の改善策を実践することで、左側の腰痛を予防・改善し、より快適な生活を送ることができるでしょう。しかし、これらの方法を試しても痛みが改善しない場合や、症状が悪化する場合は、医療機関を受診するようにしてください。



7. 腰痛(左側)を感じたら?病院に行く目安






左側の腰痛は、日常生活での些細な動作や姿勢、疲労の蓄積など様々な原因が考えられますが、中には放置すると重篤な病気に繋がるケースもあります。自己判断で対処せず、医療機関への受診が必要なサインを見逃さないようにしましょう。

「少し痛いだけだから」「そのうち治るだろう」と安易に考えて放置してしまうと、症状が悪化し日常生活に支障をきたす可能性があります。早期に適切な治療を受けることで、痛みを軽減し、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。


7.1 我慢できないほどの激痛

安静にしていてもズキズキと痛む、体を動かす際に激痛が走るなど、日常生活に支障が出るほどの痛みがある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。特に、急に激しい痛みが生じた場合は、重大な疾患が隠れている可能性があります。


7.1.1 痛みの種類と緊急性

痛みの種類

考えられる原因

緊急性

耐え難い激痛

尿路結石、椎間板ヘルニア、骨折など

至急受診

動くと鋭い痛み

ぎっくり腰、筋膜性疼痛症候群など

なるべく早く受診

鈍い痛み

腰椎椎間板症、腰部脊柱管狭窄症など

症状が続く場合は受診

7.2 しびれや麻痺

腰の痛みとともに、足にしびれや麻痺がある場合は、神経が圧迫されている可能性があります。椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などが疑われるため、速やかに医療機関を受診しましょう。特に、排尿・排便障害を伴う場合は、緊急性を要します。早急に専門医の診察を受けましょう。


7.2.1 しびれの範囲と緊急性

しびれの範囲

考えられる原因

緊急性

片側の足全体

椎間板ヘルニア、梨状筋症候群など

なるべく早く受診

両足

腰部脊柱管狭窄症、馬尾症候群など

至急受診

足の特定の部位

神経根症など

症状が続く場合は受診

7.3 発熱を伴う

腰痛とともに発熱がある場合は、感染症や炎症性疾患の可能性があります。化膿性脊椎炎、腎盂腎炎などが考えられるため、医療機関を受診し、適切な検査を受けましょう。特に、高熱が続く場合は、緊急性が高いです。すぐに医療機関を受診してください。


7.3.1 発熱と他の症状

発熱と他の症状

考えられる原因

緊急性

高熱と悪寒

化膿性脊椎炎、腎盂腎炎など

至急受診

微熱と倦怠感

風邪、インフルエンザなど

症状が続く場合は受診

上記以外にも、原因不明の体重減少夜間の寝汗などを伴う場合も、重大な疾患が隠れている可能性があります。自己判断せずに、医療機関を受診し、専門医の診察を受けるようにしましょう。



8. まとめ


左側の腰痛は、筋肉のトラブル(腰方形筋、脊柱起立筋、腸腰筋など)、内臓の不調(腎臓、大腸、婦人科系疾患など)、骨格の歪み(骨盤の歪み、脊柱側弯症、椎間板ヘルニアなど)など、様々な原因が考えられます。痛みの種類もズキズキする痛み、鈍痛、ピリピリとしたしびれなど様々です。原因を特定し、適切な対処をすることが重要です。


整体や接骨院では、骨盤矯正、マッサージ、ストレッチ、電気療法、温熱療法、手技療法など、様々な施術方法で腰痛の改善を目指します。整体と接骨院では得意とする施術が異なるため、ご自身の症状や好みに合わせて選びましょう。口コミや評判、院内の雰囲気、施術方針などを参考にすると良いでしょう。


日常生活では、正しい姿勢を意識すること、適度な運動、ストレッチ、質の高い睡眠を心がけることで、腰痛の予防と改善に繋がります。しかし、我慢できないほどの激痛、しびれや麻痺、発熱を伴う場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自己判断せずに専門家の指示に従うことが大切です。お困りの方は当院までご相談ください。

 

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