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つらい五十肩を治す!鍼灸師おすすめ!効果的なツボ刺激&セルフケア



五十肩の痛みで夜も眠れない、腕が上がらなくて日常生活に支障が出ている…そんなお悩みを抱えていませんか?


このページでは、つらい五十肩の原因や症状、効果的な治し方について、鍼灸師の視点から分かりやすく解説します。

五十肩に効果的なツボ刺激の方法や、自宅で簡単にできるセルフケア体操もご紹介。肩甲骨周りの天宗や秉風、腕の外関や曲池、手の合谷や労宮など、重要なツボの位置と刺激方法を具体的に学ぶことができます。


さらに、鍼灸治療が五十肩に効果的な理由や施術の流れもご紹介するので、鍼灸院での治療を検討している方にも役立つ情報が満載です。


五十肩を根本から改善し、快適な毎日を取り戻すためのヒントが満載です。ぜひ最後まで読んで、五十肩の痛みから解放されましょう。


1. 五十肩とは?原因と症状を解説




五十肩とは、正式には肩関節周囲炎と呼ばれ、肩関節とその周辺組織に炎症や痛み、運動制限が生じる疾患です。40代から50代に多く発症することから、五十肩という俗称で広く知られています。


明確な原因が特定できないことも多く、加齢に伴う肩関節の老化や、肩周辺の筋肉や腱の炎症、血行不良などが関係していると考えられています。日常生活における動作の制限や、夜間の痛みによる睡眠不足など、生活の質を大きく低下させる厄介な症状です。


1.1 五十肩の主な原因

五十肩の明確な原因は特定されていないことが多いですが、いくつかの要因が考えられています。


主な原因として、加齢による肩関節の老化現象が挙げられます。肩関節周囲の筋肉や腱、靭帯などの組織は、年齢を重ねるごとに柔軟性や弾力性が低下し、炎症を起こしやすくなります。


また、肩を動かす機会が減ることも、五十肩の発症リスクを高める要因となります。長時間のデスクワークや、同じ姿勢での作業、運動不足などは、肩関節周囲の血行不良を招き、筋肉や腱の柔軟性を低下させ、炎症を引き起こしやすくなります。


その他、糖尿病や高血圧、甲状腺機能低下症などの持病、外傷や骨折、精神的なストレスなども、五十肩の発症に関連していると考えられています。

原因

詳細

加齢

肩関節周囲の組織の老化により、炎症が起こりやすくなる。

運動不足

肩関節周囲の血行不良、筋肉や腱の柔軟性低下を招く。

同じ姿勢での作業

肩関節への負担が増加し、炎症を引き起こす。

外傷や骨折

肩関節の損傷が原因となる場合もある。

持病(糖尿病など)

全身の血行不良や組織の修復能力低下につながる。

精神的ストレス

自律神経の乱れから、肩こりや肩の痛みにつながる。

1.2 五十肩の症状と進行段階

五十肩の症状は、痛み運動制限を主徴として、その進行度合いによって大きく3つの段階に分けられます。


急性期と呼ばれる初期段階では、炎症が強く、安静時にも強い痛みを感じることが特徴です。特に夜間痛が顕著で、睡眠を妨げられることもあります。腕を上げたり、後ろに回したりといった動作が困難になり、日常生活にも支障をきたします。


慢性期と呼ばれる中期には、炎症は徐々に治まり、安静時の痛みは軽減しますが、肩関節の動きは依然として制限されたままです。肩を動かすと痛みが増強するため、無意識に肩を動かさなくなり、肩関節の拘縮が進行する可能性があります。


回復期と呼ばれる後期には、痛みはほぼ消失し、肩関節の可動域も徐々に回復していきます。しかし、完全に元の状態に戻るまでには、数ヶ月から数年かかる場合もあります。また、適切な治療やリハビリテーションを行わないと、肩関節の可動域制限が後遺症として残る可能性もあるため、早期の診断と適切な治療が重要です。

段階

症状

急性期

安静時にも強い痛み、特に夜間痛が顕著。腕を動かす動作が困難。

慢性期

安静時の痛みは軽減するが、肩関節の動きは制限されたまま。動かすと痛みが増強。

回復期

痛みはほぼ消失し、肩関節の可動域も徐々に回復。

2. つらい五十肩の治し方





五十肩の痛みは、日常生活に大きな支障をきたすものです。夜も眠れないほどの痛みやしびれに悩まされる方も少なくありません。早期に適切な対処をすることで、症状の悪化を防ぎ、回復を早めることができます。五十肩の治し方には、様々なアプローチがあります。ご自身の症状や生活スタイルに合わせて、最適な方法を選びましょう。


2.1 五十肩の治療法の種類

五十肩の治療法は大きく分けて、病院での治療と自宅でできるセルフケアの2種類があります。症状の重さや痛みの程度によって適切な治療法を選択することが重要です。


2.1.1 病院での治療法

病院では、五十肩の原因や症状に合わせて、様々な治療法が提供されています。主な治療法としては、薬物療法、注射療法、理学療法などがあります。

治療法

内容

効果

薬物療法

痛みや炎症を抑えるための飲み薬や湿布薬を使用します。

痛みや炎症を軽減し、症状の悪化を防ぎます。

注射療法

炎症を抑えるステロイド注射や、潤滑作用を高めるヒアルロン酸注射を行います。

強い痛みや炎症を速やかに抑える効果があります。

理学療法

温熱療法、電気療法、運動療法など、物理的な刺激によって痛みを和らげ、肩関節の動きを改善します。

肩関節の可動域を広げ、日常生活動作の改善を促します。

2.1.2 自宅でできるセルフケア

自宅でできるセルフケアは、病院での治療と並行して行うことで、より効果を高めることができます。温熱療法やストレッチ、マッサージなど、手軽に行える方法で五十肩の症状を緩和しましょう。

セルフケア

内容

効果

温熱療法

蒸しタオルや入浴などで肩周辺を温めます。

血行を促進し、筋肉の緊張を和らげます。

ストレッチ

肩甲骨や肩関節周りの筋肉を伸ばすストレッチを行います。

肩関節の可動域を広げ、痛みを軽減します。

マッサージ

肩や首、腕の筋肉を優しくマッサージします。

筋肉の緊張を和らげ、血行を促進します。

安静

痛みが強い場合は、無理に動かさないように安静にします。

炎症の悪化を防ぎ、自然治癒を促します。

セルフケアを行う際の注意点として、痛みを我慢して無理に行わないようにしましょう。痛みが増強する場合は、すぐに中止し、専門家にご相談ください。 また、セルフケアだけでは症状が改善しない場合も、専門家の指導を受けることが大切です。


3. 鍼灸師がおすすめする効果的なツボ刺激




五十肩の痛みや不快感を軽減するために、ご自身で安全に刺激できるツボをご紹介します。ツボ刺激は、あくまで補助的なケアとして行い、症状が重い場合は専門家にご相談ください。

3.1 五十肩に効くツボの位置と刺激方法

ツボの刺激方法は、指の腹で優しく押したり、円を描くようにマッサージしたりするのが基本です。痛気持ちいいと感じる程度の強さで、1ヶ所につき3~5秒ほど刺激し、数回繰り返しましょう。入浴後など、体が温まっている時に行うのが効果的です。

以下のツボは、すべて左右対称に存在しますので、両側を刺激するようにしてください。


3.1.1 肩甲骨周辺のツボ

ツボの名前

位置

効果

刺激方法

天宗

肩甲骨中央の少し下、左右の肩甲骨の間にあるくぼみ。

肩こり、肩の痛み、五十肩の初期症状に効果的。

人差し指、中指、薬指の3本で軽く押すか、円を描くようにマッサージする。

秉風

天宗から指2本分ほど外側にあるツボ。肩甲棘の外端、僧帽筋中にある。

肩の痛み、肩関節の動きをスムーズにする効果がある。

親指の腹でゆっくりと押す。

3.1.2 腕のツボ

ツボの名前

位置

効果

刺激方法

曲池

肘を曲げた時にできるシワの外端。

炎症を抑え、痛みを和らげる効果が高い。肩や腕の痛み、しびれにも効果がある。

親指の腹でしっかりと押す。

外関

手首の背側、中央から指3本分肘側にあるツボ。

肩や腕の痛み、しびれ、だるさを軽減する効果がある。

親指の腹で押したり、円を描くようにマッサージする。

3.1.3 手のツボ

ツボの名前

位置

効果

刺激方法

合谷

手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる部分からやや人差し指側にあるくぼみ。

万能のツボと呼ばれ、肩こり、頭痛、歯痛など様々な症状に効果があるとされている。五十肩の痛みにも効果的。

親指の腹でしっかりと押す。

労宮

手のひらの中央、中指と薬指の間を下にたどった部分にあるくぼみ。

自律神経を整え、リラックス効果を高める。精神的なストレスからくる肩こりや五十肩にも効果的。

反対側の親指でゆっくりと押す。

これらのツボ刺激は、五十肩の痛みを和らげる効果が期待できます。ツボの位置を確認し、正しい方法で刺激することが重要です。また、症状が改善しない場合は、無理をせず専門家にご相談ください。


4. 五十肩の鍼灸治療




五十肩でお悩みの方は、鍼灸治療を検討してみてはいかがでしょうか。東洋医学に基づいた鍼灸治療は、肩の痛みや動きの制限といった五十肩の症状に効果が期待できる、古くから伝わる治療法です。肩関節周囲の筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、自然治癒力を高めていきます。


4.1 鍼灸治療が五十肩に効果的な理由

鍼灸治療は、肩関節周囲の筋肉の緊張緩和や血行促進に効果的です。凝り固まった筋肉を柔らかくすることで、肩の痛みや可動域の制限を改善へと導きます。


また、血行が促進されることで、炎症物質が除去され、組織の修復が促されるため、五十肩の根本的な改善に繋がると考えられています。


さらに、鍼灸刺激は自律神経にも作用し、痛みを抑制するエンドルフィンなどの神経伝達物質の分泌を促進する効果も期待できます。これにより、痛みの緩和、リラックス効果も得られます。


4.2 鍼灸院での五十肩治療の流れ

鍼灸院での五十肩治療は、基本的に以下の流れで行われます。

ステップ

内容

1. 問診

現在の症状、既往歴、生活習慣などについて詳しくお話を伺います。

2. 診察

肩関節の動きや痛みの程度、筋肉の状態などを確認します。

3. 治療方針の説明

患者さんの状態に合わせた治療方針を説明します。

4. 鍼灸治療

五十肩に効果的なツボに鍼やお灸を行います。

5. アフターケアの指導

自宅でできるストレッチや注意点などをアドバイスします。

鍼灸治療では、髪の毛よりも細い鍼を使用するため、痛みはほとんど感じません。また、お灸も温熱刺激で心地よく感じる方が多いです。施術時間は症状や治療内容によって異なりますが、30分~1時間程度が一般的です。治療頻度は、症状の程度にもよりますが、週に1~2回程度受けるのがおすすめです。症状が改善してきたら、徐々に頻度を減らしていきます。


五十肩の治療期間は個人差がありますが、数週間から数ヶ月かかる場合もあるため、焦らずじっくりと治療に取り組むことが大切です。鍼灸師と相談しながら、最適な治療計画を立てていきましょう。



鍼灸治療は、五十肩の痛みや可動域制限の改善に効果が期待できる治療法です。日常生活での注意点やセルフケアと組み合わせることで、より効果を高めることができます。つらい五十肩でお悩みの方は、ぜひ鍼灸治療を試してみてください。


5. 自宅でできる五十肩のセルフケア体操




五十肩の痛みや可動域制限を改善するために、自宅でできるセルフケア体操は非常に重要です。無理のない範囲で行い、痛みを感じたらすぐに中止しましょう。継続することで、症状の緩和や予防につながります。


5.1 痛みを和らげるストレッチ

五十肩の初期段階では、痛みが強い場合があります。この段階では、痛みを和らげることを目的としたストレッチを行いましょう。痛みが増強する場合は、すぐに中止してください。

●      振り子運動:体を前かがみにし、腕をだらりと下げて、前後に小さく振ります。振り幅は痛みが出ない範囲で調整しましょう。

●      タオルストレッチ:タオルの両端を持ち、背中で上下に動かします。肩甲骨を動かすことを意識し、無理のない範囲で行います。

5.2 肩関節の可動域を広げる運動

痛みが軽減してきたら、肩関節の可動域を広げる運動を取り入れましょう。徐々に可動域を広げることで、日常生活動作の改善を目指します。痛みを感じない範囲で、ゆっくりと行うことが大切です。

運動

方法

ポイント

壁登り運動

壁に手をつけ、指先を壁に沿って上に移動させます。

肩をすくめないように注意しましょう。

内外旋運動

肘を90度に曲げ、前腕を内側、外側に回します。

肩甲骨を安定させることを意識しましょう。

水平外転運動

腕を真横に上げて、ゆっくりと水平方向に動かします。

背筋を伸ばした状態で行います。

5.3 おすすめの五十肩体操のポイント

五十肩の体操を行う際のポイントをいくつかご紹介します。これらのポイントを意識することで、より効果的に体操を行い、五十肩の改善を目指せます。

●      呼吸を止めない:体操中は、自然な呼吸を続けましょう。呼吸を止めると、筋肉が緊張しやすくなります。

●      反動をつけない:反動をつけると、関節に負担がかかりやすくなります。ゆっくりとした動作で行いましょう。

●      毎日続ける:五十肩の改善には、継続が重要です。毎日少しずつでも続けることで、効果を実感しやすくなります。

●      入浴後に行う:入浴後に行うと、筋肉が温まり、柔軟性が高まります。より効果的に体操を行うことができます。

●      無理をしない:痛みがある場合は、無理に行わず、痛みのない範囲で実施しましょう。痛みが強い場合は、安静にすることも大切です。


これらの体操はあくまでも参考例であり、すべての人に効果があるとは限りません。ご自身の症状に合わせて、適切な体操を選び、無理なく継続することが大切です。症状が改善しない場合や悪化する場合は、専門家にご相談ください。


6. 五十肩の予防方法



五十肩は、一度発症すると日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。つらい痛みや運動制限を予防するためにも、日頃から肩周りのケアを意識することが大切です。


6.1 日常生活での注意点

日常生活における姿勢や動作に気を配ることで、五十肩の予防につながります。


6.1.1 正しい姿勢を保つ

猫背や前かがみの姿勢は、肩甲骨の動きを制限し、肩周りの筋肉に負担をかけます。常に背筋を伸ばし、胸を張ることを意識しましょう。デスクワークが多い方は、椅子に深く腰掛け、モニターの位置を調整するなど、作業環境を整えることも重要です。


6.1.2 適度な運動

運動不足は、肩周りの筋肉を硬くし、血行不良を招きます。ウォーキングや水泳など、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。肩甲骨を意識的に動かす体操も効果的です。


6.1.3 身体を冷やさない

冷えは血行不良を悪化させ、肩こりの原因となります。特に冬場は、マフラーやストールなどで首元を温め、肩を冷やさないように注意しましょう。お風呂で湯船に浸かることも効果的です。


6.2 五十肩になりやすい人の特徴と対策

五十肩は、特定の条件下で発症リスクが高まることが知られています。リスク要因を理解し、適切な対策を講じることが重要です。

特徴

対策

デスクワーク

1時間に1回程度、肩甲骨を動かすストレッチや軽い運動を行う。

運動不足

週に数回、ウォーキングや水泳などの有酸素運動を行う。

冷え性

体を温める食材を積極的に摂り、湯船に浸かる習慣をつける。

ストレス

十分な睡眠時間を確保し、リラックスできる時間を作る。

糖尿病

医師の指導のもと、適切な血糖コントロールを行う。

甲状腺疾患

医師の診察を受け、適切な治療を受ける。

6.3 肩周りのストレッチ

肩周りの筋肉を柔軟にすることで、五十肩の予防に繋がります。下記のストレッチは、肩甲骨の動きを改善し、肩周りの血行を促進する効果が期待できます。


6.3.1 肩甲骨回し

両腕を肩の高さまで上げ、肘を曲げます。肩甲骨を意識しながら、腕を大きく前後に回します。


6.3.2 腕の振り子運動

体を前屈させ、リラックスした状態で腕をぶら下げます。腕を前後に、左右に、円を描くように振り子のように動かします。


6.3.3 首のストレッチ

頭をゆっくりと左右に傾けたり、回したりすることで、首や肩周りの筋肉をほぐします。

これらの予防法を実践することで、五十肩のリスクを軽減し、健康な肩を維持することができます。違和感を感じたら、無理をせず、早めに専門家へ相談しましょう。


7. まとめ




五十肩は、肩関節周囲の炎症や癒着によって引き起こされる痛みやしびれ、運動制限を伴う疾患です。その原因は加齢や姿勢、運動不足などが複雑に絡み合っており、肩の痛みや動かしにくさが日常生活に大きな支障をきたします。本記事では、五十肩の原因や症状、そして効果的な治し方について詳しく解説しました。


五十肩の治し方には、病院での治療や自宅でのセルフケア、鍼灸治療など様々な方法があります。病院では、消炎鎮痛剤の処方や注射、リハビリテーションなどが行われます。自宅では、温熱療法やストレッチ、マッサージなどのセルフケアが有効です。また、鍼灸治療は、ツボ刺激によって血行を促進し、痛みや炎症を和らげる効果が期待できます。特に、天宗、秉風、曲池、外関、合谷、労宮といったツボは五十肩の症状緩和に効果的です。


五十肩の予防には、適度な運動やストレッチ、正しい姿勢の維持が重要です。日頃から肩周りの筋肉をほぐし、柔軟性を保つことで、五十肩の発症リスクを軽減することができます。五十肩の症状でお悩みの方は、本記事で紹介した治し方やセルフケアを参考に、ご自身に合った方法を試してみてください。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

 

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